マット類で最もコンパクトに収納できて、厚みで寝心地の良いエアマットを検討されている方も多いと思います。特に、地面の影響をほとんど感じなくできる高さ20cmほどの厚手のエアーマット・エアーベッドはとても快適です。
しかし、
と感じる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
ここでは、そんな方のために
について紹介していきます。
厚手のエアマットの選び方・比較方法は?
ここでは、厚手のエアーマット・エアベッドを選ぶ際に注意すべき3つの比較ポイントを紹介いたします。
エアーポンプの種類や構造
一番差が出るのがポンプです。
手動や電動がありますが、電動はさらにAC電源、カーシガー電源、USB、電池式など電源供給方法が分かれます。電池式も単1~単3使用までありますが、単1はかなりコスパが悪いです。
大量の空気が必要な厚手のエアマットは、手動のエアポンプだけでは厳しい場合があるので、別売りでも電動のエアーポンプを検討しておいた方が良いでしょう。
また、内臓ポンプや専用品しか使えないものもありますが、エアーポンプだけ故障したり、たまたま電源が使用できなくなったりするとアウトになるエアーマットですから、非常時に別売りのポンプを使えるもののほうが安心です。
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マット・ベッドの素材
エアーベッドの素材としては、PVCなどの樹脂・ビニルが多く、商品ごとに大きな差はありません。
しかし、肌に触れる部分だけは、各社「起毛」や「ベルベット状」のものをウリにしていたりしますので、こういった製品であれば、ビニル特有の冷たさやべたづきを感じず快適です。
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サイズ
厚みについては20cm程度のものがほとんどで、各アイテムの差は少ないでしょう。
また、長さも190cm程度が多く、幅がシングル70㎝程度~ダブル190cm程度とバリエーションがあります。
他のエアーマット・エアーベッドも同様ですが、一つのマットを数人で使うと、一人が願えりを打ったり、トイレに立ったりするたびに、他の人もボヨンボヨンします。
寝心地を考えると、人数分のシングルサイズをそろえるのがおすすめです。
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初心者向きの厚手エアーマット・エアーベッドの特徴は?
実は、厚手のエアーマット・エアーベッドは浮遊感が大きく酔うなど、どうしても馴染めないという方も一定数いらっしゃいます。
実は、私もその一人で厚手のエアーマットを購入したものの、2シーズン目で手放してしまいました。
キャンプでの寝床では、コットやインフレータブルマットなども選択肢にあがりますから、厚手のエアーマットを試したいのであれば、最初はコスパの高い安価なものを試してみるのがオススメです。
シングルサイズを選べば、ポンプは手動でもなんとかなりますので、込み入った電源ポンプを探す必要もありません。
厚手のエアマットおすすめランキング
ここからは、厚手のエアマットのおすすめアイテムを紹介していきます。
1位:コールマン(Coleman) コンフォートエアーマットレス
ベタといえばベタですが、ロングセラーのベーシックなエアーベッドです。
1位の理由はバランスの良さと安心感ですね。
特筆すべき点は少ないですが、やはりコールマンブランドで安心感もありますし、選んで失敗という事はないでしょう。
PVCむき出しなので、肌触りには期待しないほうが良いです。
重量:約2.5kg
材質:PVC
仕様:ダブルロックバルブ、ロール式収納
軽量、コンパクトで使いやすいエアーマットレス。
■口コミ・レビュー
インフレーターよりフカフカ。妊娠6ヶ月の妻が使用しました。問題なく快適に寝れたそうです。ギシギシ音がする?しませんね。肌が直接触れていれば音がします。マットの上に何か敷くorマットの上にシュラフで寝るのなら音はまずしません。
空気が抜ける?説明書に書いてありますが、ただ弁を閉めただけでは抜けます。そりゃ人が上に乗ったら圧力かかるんだからね、弁を閉めた後に説明書通りにグッと押し込んで更に弁をロックしたら、漏れませんでした。連泊での使用でしたら少しずつ抜けるでしょうね。風船が自然に萎む、自転車のタイヤの空気が抜けるのと同じで、ゴムが完全に密閉ではないですから
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2位:キャプテンスタッグ エアーベッド
大型フットポンプ付きのコスパの良いエアーベッドです。
素材も表地に起毛処理されているので、冷たさを感じるような事がなく肌ざわりも良いです。
大型マットのエアーを入れるのにはやはり電動のほうが便利ですから、足ふみポンプはゆくゆく無駄になる可能性があるのがひっかりますが、電池切れの時のためなどに取っておくほうが良いでしょう。
材質:ベッド:ポリ塩化ビニル
ポンプ:プレート=スチロール樹脂 ジャバラ=ポリ塩化ビニル ノズル=ポリエチレン
重量(約):ベッド:2kg ポンプ:0.4kg
耐荷重(約):80kg
付属品:リペアキット(補修用生地、接着剤)、エアーポンプ付き
■口コミ・レビュー
ステップワゴンの車内泊用に購入。以前は厚み4cmくらいの車内泊専用マットレスを使用していましたが、2列目+3列目のシート段差はシーツ等など併用しても解消にならず、フラットにしたつもりでも翌朝微妙に腰が痛くなったりしていました。
厚みのある車内泊用マットレスは結構高価なので安価な当商品を購入しました。
ステップワゴンRK系の1人用2列目+3列目をフラットにして使用していますが、若干エアーベッドのほうが幅があるので(約+5cm)空気の充填量で調整すれば収まります。使用感は約20cmくらいの厚みがあり完全に段差は収まるので完全にフラットになり心地よく寝ることができました。手動のエアポンプが付属されていますが、シガーソケットより電源供給できる電動エアーポンプも同時購入し使用してみたところ約2分ほどで膨らみました、やや音がありましが個人的には短時間なので許容範囲内でした。
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3位:FIELDOOR エアベッド クイーンサイズ
リーズナブルなエアベッドで3種類のカラーと4種類のサイズ展開で、選択肢が豊富です。
電動の空気入れはUSB式とAC式のどちらかをセットで選べます。
コスパで選ぶなら選択肢として上位にあがってきます。
材質: PVC(表面 : フロック仕上げ) 重量 (約)3.2kg 耐荷重 (約)150kg
■口コミ・レビュー
3,4人用のテントの中にこれをひいて2人で使用。2人でゆったり、3人で狭く、4人だキツキツのサイズ。安いしマキタとかのエアブロワーを使えば簡単に膨らむしいいかなと。
コットだと並んで寝ても隣の人と良くも悪くも離れちゃうけどこれはそういう事もない。
厚みのある分河原とか使っても凸凹が全く気にならない。
ただ真冬とかは外気でエアベッド自体がかなり冷やされて背中が寒くて寝れない。それはコットでも他のエアマットでも同じ。そういう寒い日はこのエアマットの上に安い5ミリ厚の断熱マットひけば寒くないな。極一部の内部にダウンの入ったエアマットはそうは冷えないけど2万とかするし、このエアマット+銀マットで5千円もいかないから車で行くキャンプならこれがいいな。
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4位:アイリスオーヤマ エアベッド
アウトドアでは、出番の少ないアイリスオーヤマのアイテムですが、すでに日本屈指の家電・家庭用品メーカーとなっています。
このエアベッドはベーシックなつくりで、表起毛で肌ざわりが良いのがうれしいアイテムです。付属のポンプもベタですが、押引き両方でエアを送れる仕組みで、送風機としても使いやすく邪魔になりません。
なめらかな肌触り コンパクトで保管しやすい 専用ポンプ付
■口コミ・レビュー
最初に空気を入れる際に手動でポンプを200回ぐらいプッシュするのが大変ですが、結構短時間で膨らみます。
またパンパンな状態まで空気を入れると張り過ぎて私は寝にくかったので、少し空気が少ないぐらいにすると寝やすくなりました。空気を抜く時は栓を抜くとすぐに小さくなるので全く問題ありません。折り畳むのも簡単ですがケースが付いていないので、別途準備しておいた方がいいかもしれません。私は余ったシュラフケースを使っていますが、ビニール袋でもいいかもしれません。
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5位:ロゴス(LOGOS) どこでもオートベッド
内臓ポンプと付属のフットポンプが目を惹くエアベッドです。
しかし、電動ポンプは従来どおりの単1×4本タイプでコスト高、付属フットポンプもおもちゃの域で、優位性は低いです。充電式やUSB給電式の別売りポンプを検討したときに内蔵ポンプはマイナスにしかなりません。
収納バッグや表面のベルベット仕上げは好ポイントです。
サイズ:(約)184×98×20cm、収納(約)38×22×18cm
総重量:(約)2.9kg
構成:エアベッド、電動ポンプ、フットポンプ、収納バッグ
■口コミ・レビュー
懸念していた空気注入具合も付属のポンプは問題なく、ほぼパンパンに空気が入ります。
寝ご心地も◯
出典:Amazon
6位:山善 キャンパーズコレクション クイックエアベッド
1分ほどで注入完了するポンプが、内臓されており余計なものが不要に見えますが、実はAC電源利用なので注意が必要です。
オートキャンプでインバーターなどを持っていれば使い勝手が良いのですが、普通にポンプ別売りの方が実は使いやすいです。
レーヨンベロア調仕上げの肌触りは好ポイント。
本体重量:3.3kg
材質:合成樹脂(塩化ビニル)、レーヨンベロア調仕上げ、ABS樹脂
■口コミ・レビュー
急なお客様とかにいいかも。
でも、寝返りが打ちづらいわ、あまり寝心地がいいとはいえない。
硬い床に直に寝るよりはいいので、そういう意味で持っていて損はないか。
感動したのは、電動ポンプ。1分ほどでこの大きさのマットを膨らましてしまうのには驚いた。
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7位:Naturehike エアーソファー
なんとも斬新なエアベッドで、ポリ袋をふくらますかの如く、口を開けてカバっと空気を取り込み縛りこんで、弾力を得る仕組みです。
浮遊感が大きく、ダメな人はまったく向かないでしょうが、マットに埋まるような寝心地がたまらない方には、代替えの少ないユニークなマットでしょう。
価格が手ごろなので、遊び道具として使ってみるのも面白そうです。
収納サイズ:30×20×12㎝
重さ:約870g
■口コミ・レビュー
キャンプ場で使いました。テントの中で気持ちよく寝るために、、
海とは違い風がなく空気を入れるのに一苦労しましたが、寝心地は良かったです。
空気の入れ方にコツがあるのかな、、色々と方法を試したいと思います。
出典:Amazon
8位:IREGRO エアーベッド 枕付き
なんともゴージャスなエアーベッドです。
空気を入れるのがやや手間ですが、ソファーとしても快適で、寝具としてだけでなく、くつろぎのスペースとしても活躍してくれるでしょう。
PVC表面フロック仕上げ
■口コミ・レビュー
5分くらいで空気が入り、寝心地もとても良いです。膨らますのも片づけも自動でできるのが良い。空気の入れ具合で硬さを調整できるので寝心地はなかなか良いです。適度に腰や肩が沈み、楽です。しまう時もモーターで空気を抜いてくれるので簡単です。
また、商品自体、意外としっかりとしていて重たいので、畳んで袋に入れるのは力がいります。
でも毎日少し空気が抜けているようで、時々空気を足す必要があります。
出典:Amazon
厚手エアーマットのまとめ!
人気の厚手エアマット・ベッドのおすすめアイテムや、初心者の選び方、比較方法などを紹介してきました。
キャンプの寝床は、色々選択肢がありますが、寝心地とコンパクト性を両立できるのが厚手のエアーマット・エアーベッドです。
荷物に余裕があるなら、コットやインフレータブルマットも検討したいところですが、車載量に限界があるときに寝心地も捨てられないというなら、厚手のエアマットをチョイスするのも良いと思います。
エアーポンプやベッド表面の質感などで、商品ごとの差が出ますのでしっかり選んで購入するようにしましょう。