キャンプで本格的に調理を始めようとすると、包丁やおたま、フライ返しなどが欲しくなりますよね。
最初のうちは、ご家庭のものをそのまま持っていくのも、全然アリだと思います。むしろ、使い慣れたもののほうが失敗がありません。
しかし、キャンプに行く度、家庭のものを収納箱に入れたりするのは面倒ですし、時に忘れ物の原因にもなります。
何より、ご家庭で快適なキッチンツールとキャンプで使い勝手の良い調理器具とでは、若干重要視するポイントが違ったりもしますから、キャンプ専用のセットを揃えておきたいとこですよね。
でも、いざキャンプ用キッチンツールを購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。

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キャンプ用キッチンツール・調理器具の選び方!
キャンプ用キッチンツール・調理器具を選ぶ場合には、当たり前ですが、セットの内容が重要になります。
お玉やトング、包丁とまな板などが必要となりますが、セットの内容は商品ごとに差があります。
その次に、キッチンツールの素材、そしてケースの「収納力」や「コンパクトさ」などを比較すると良いでしょう。
ツールのセット内容
重要視するのは、お玉・フライ返し(ターナー)・トング・へら・包丁・まな板です。
万能ハサミや缶切り、栓抜きなどもセットになっている場合がありますが、この辺は別途マルチツールナイフやマルチツールプライヤーなどを購入するという手もあります。
まずは、使いやすい「お玉」と「フライ返し」「トング」をチェックすると良いでしょう。

出典:Amazon
材質
材質は主に、ステンレスやチタンなどの金属製とプラスチック樹脂のもの、木製のものなどがあります。
金属製
キッチンツール・調理器具におけるステンレスとチタンの差はあまり気にする必要はないでしょう。
金属製のものは万能で、耐久力が高くコスパに優れていますが、鍋やコッヘルなどとのこすれる音が嫌いな方や、収納時のカチャカチャいう音が気になる方にはオススメしません。
プラスチック製
プラスチックのものは、軽く丈夫で腐らず、収納時も静かで、使い勝手が良いのですが、熱にやや弱い事と、親油性が高いので、油汚れが落ちにくいのが難点です。
テフロン加工などの鍋やフライパンを傷つけないのもポイントですね。
木製・竹製
木製のキッチンツールは重くかさばり、水に弱いのが欠点ですが、熱に強く、コッヘルや鍋などを傷つける心配も少ないため、実は結構メリットがあります。
オートキャンプなどでは、重さやかさが問題になる事はほとんどないので、木製を検討するのも良いでしょう。
初心者向きのキャンプ用キッチンツールの特徴は?
まず、自分に必要なものが揃っているセットであるかが重要ですが、不慣れなうちは家庭用に近い使い勝手のものがおすすめです。
多少の軽量コンパクト性や軽量さを犠牲にしても、使いやすいものを選ぶほうが良いでしょう。
また、ケースはセットの他にもアイテムが入るBOXタイプがオススメです。
これなら、もし将来的に不足のツールがでてきても、買い足して一緒にパッキングすることができて便利です。
場合によっては、ダイソーの便利グッズがキャンプで活躍する事もありますから、そういったアイテムも一緒に収納できると最強ですね。
しっかりしたケースだけ選び、中身は100均でそろえるのも全然アリ!
キャンプで人気のおしゃれなキッチンツール・調理器具ランキング!
ここからは、キャンプでおすすめのキッチンツールセット・調理器具セットを紹介していきます。
1位:コールマン(Coleman) クッキングツールセット2
セットの内容と作り、コスパ、そしてまだまだ入るケースと、使い勝手なら色々見ても、結局これが一番です。
クッカーに接する部分が耐熱ナイロンなので傷つける心配もなく、柄の部分がステンレス、持ち手がPPと、良く考えられています。
おしゃれ度がネックですが、初めて購入するなら間違いないアイテムです。
収納サイズ:約12×32×12cm
総重量:540g
■口コミ・レビュー
キッチンツールと収納バッグのセットです。他に、同社のカトラリーセット4人分と、トングをもう一つ、ガストーチやナイフなど入れましたが充分入りました。おかげでキッキン周りの小物をコンパクトにまとめる事ができました。シンプルなのでガサッと入れられて便利です。
私の購入した商品は縫製に一部ほつれがあったのですが、コールマンに電話で相談した所すぐに交換してくれました。
また、上記の部分とは別にジッパーのプル部分についているナイロン製のタグがほつれやすいのですが、ロウソクの火などで少し炙る事でほつれ部分が溶け固まってくれるので簡単に対応出来ます。
出典:Amazon
2位:MSR アルパイン デラックス キッチンセット
少しクセがありますが、アウトドア用に家庭用のものとは一線を画したものが良いというなら、コレです。
ポーチ型の収納ケースに、プラスチック樹脂製のフライ返しとお玉、水切りが目立ちます。
MSRブランドに惹かれる人も多いかと思いますが、コスパはあまり良くありません。
重量:640g
■口コミ・レビュー
オールインワンなので、
ちょっとデイキャンプに行こうと思ってもすぐに対応できます。包丁は、思ったより小ぶりでしたが、人参、ジャガイモ等
定番野菜を切るには十分でしょう。
キャンプの持参物は、結構悩むものですが、
調理道具に関しては、このセットで随分楽になると思います。
出典:Amazon
3位:SakuraZen 調理器具セット
コスパとセット内容がずば抜けています。
まるで、ハイスペックのソーイングセットのようです。
初めて買うのにもおすすめですが、プレゼントなどにも喜ばれるでしょう。
反面、オールインワンで買い足したアイテムを収納したりはできず、自由度は低めです。
6.万能包丁 7.クッキングボード 8.ブランド収納バッグ
9.オリジナルクロス
収納サイズ:約34×21×6cm
■口コミ・レビュー
深すぎず・浅すぎずの絶妙なオタマとフライ返しがグッド◎
包丁も丁度よい切れ具合でしゃもじもよそいやすいです。懸念していたニオイについてはは特に何も感じませんでした。当たり外れあるのでしょうか。
ハサミが外れやすい(分離する)ので星1つ減点しました。
料理担当者が一人ならば、1セット持っておいて損はないでしょう。
出典:Amazon
4位:snow peak スノーピーク キッチンツールセット
コスパは良くありませんが、長く使えるアイテムを探しているならオススメです。
おたま、フライ返しの先端はナイロン樹脂で使いやすく、竹製の調理ベラが、他社のキッチンセットには無いポイントとなっています。
付属の収納ケースが、メッシュ巾着なのが残念です。
セット内容:ナイロンお玉、調理べら、ナイロンターナー、収納ケース
収納ケースサイズ:400×Φ100mm
5位:ナガオ 燕三条 キッチンツールセット
オールナイロン製(耐熱温度210度)で手入れが楽なキッチンツールセットです。
燕三条ブランドで展開してますが、金属製品じゃないですね。
収納ケースが付属していないので、別途用意する必要があります。
カラーバリエーションを選べるのが楽しいですね。
素材・材質:66ナイロン(耐熱温度210度)
生産国:日本/燕市
個別重量:フライ返し 54g / おたま 60g / トング 54g / ヘラ 60g
セット内容:フライ返し/おたま/トング/ヘラ/各1本
■口コミ・レビュー
お玉は真ん丸ではなく、少し歪な形となっています。
慣れていないからか、少々使いにくさを感じますが…個人差はあるかな。
値段を考えれば、よくできた商品だと思います。
引っ越しを機に調理器具も一新したかったので、まずまずいい買い物だったかな。
色もオレンジで楽し気な感じです。
出典:Amazon
6位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 抗菌PC マナ板4点セット
セット内容は最低限とも言えますが、収納サイズが魅力です。
折り畳みまな板の中に全てが収まっているのはさすがですね。
お玉も折り畳み式になっています。
デイキャンプや、釣り用にもいいですね。
収納サイズ:305×140×40mm
■口コミ・レビュー
携帯に便利で特にオタマがセットが良い!
なかなかオタマまでセットはないから買ってよかった。
出典:Amazon
7位:[プリムス] PRIMUS CF プレップセット
小型でファミリー向けではありませんが、おしゃれでコンパクトなキッチンツールセットです。
ナイフ、へらなどの他に、チーズグレーターもついていて、遊び心がくすぐられますね。
置いておくだけでサイトが映えるようなアイテムです。
収納サイズ: 56x25cm
キャンプで人気のおしゃれなキッチンツール・調理器具のまとめ!
キャンプで人気のおしゃれなキッチンツール・調理器具を紹介いたしました。
上記のようなセットアイテムを購入するのが、失敗も少なくおすすめですが、百均やニトリなどで吟味して選んだものを、これまた、百均やニトリなどで見つけた収納ケースに入れて使うのも良い方法です。
あまりコストをかける必要もありませんが、キャンプサイトを飾る小物たちとしては、見た目に大きく影響するアイテムでもありますから、おしゃれなキッチンツールを揃えてみたいところですね。