ソロキャンなどを中心にロースタイルが主流となってきています。
焚き火の流行が後押ししている感がありますが、地面に近い姿勢は火や薪の扱いにも適しており、背の低いタープやテントなどと合わせて、ローチェアなどが大人気。
お座敷スタイルなども魅力的で、あぐらチェア・ローチェアが欲しくなりますよね。
でも、いざロースタイル・あぐらチェアを購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
ロースタイル・あぐらチェアの比較方法と選び方
ここからは、ロースタイル・あぐらチェアの比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
座面の高さ
ロースタイル用にチェアを選ぶなら座面の高さはとても重要になります。
地面すれすれのあぐらスタイルから、深く腰をかける感じのローチェアまで様々なタイプがありますが、低いものだと20cmほど、高いものだと25~30㎝くらいが妥当です。
ちなみに一般的なチェアだと40cm程度。
低い方が、より地面に近くお座敷スタイルに近くなりますが、立ち上がりが大変だったり、足を放り出すようなスタイルになりがちなので、ほどよい高さのものを選びましょう。
出典:楽天市場
収納のタイプ・構造
アウトドアチェアには、収束式と折り畳み式、そしてヘリノックスタイプの組み立て式が主流です。
収束式と折り畳み式は、サッと取り出せて直感的にだれでも簡単に扱えますが、収納サイズはヘリノックスタイプの組み立て式が有利です。
また、座り心地がそれぞれぜんぜん違いますので好みで選ぶと良いです。
収納性 :組み立て式→収束式→折り畳み式
収束式
出典:Amazon
折り畳み式
出典:Amazon
組み立て式(ヘリノックスタイプ)
いくつかのパーツを組み立ててつくるタイプで、収納面で有利ですが展開に手間がかかり操作は複雑といわざるを得ません。
出典:Amazon
座り心地
座り心地はチェアの構造やタイプによっても大きく変わりますが、座面の素材(ナイロンやコットンの違い)などでも結構変わります。
また、体を包み込むような座り心地だったり、背もたれが気持ち良かったり、サッとすわれて立つのも容易だったりと、それぞれの特徴がでやすい部分ですので、口コミやレビューなどを参考にチェックしておきましょう。
出典:Amazon
大きさ
ローチェアはわりと小ぶりなものが多いですが、背もたれが大きいハイバックタイプやひじ掛けがしっかりしたワイドスタイルのものなど、形状によっても違いが大きいです。
もちろんゆったり座るのには大きいほうが良いのですが、収納やテーブルなどとの相性も考えて選ぶと良いでしょう。
出典:Amazon
材質
フレームはアルミなどの金属製と木製のものがあります。
軽量で手入れの面で金属製が有利ですが、木製は質感がよく炎天下で厚くなりすぎたり、氷点下で肌に張り付いたりもせず、見た目でも人気となっています。
また、座面はナイロン系の生地が一般的でしたが、最近では肌ざわりの良いコットン(綿)のものも主流となってきています。
出典:Amazon
耐荷重・剛性
意外と見落としがちなのが、耐荷重や剛性といった丈夫さに関する部分です。
しっかりしたものを購入すれば、簡単に壊れたりはしませんが、ふにゃふにゃ感じたり、頼りなかったり、倒れやすかったりと剛性についてはのちのち不満が出てくる部分です。
目安として耐荷重の数値を確認したり、口コミなどをチェックするようにしましょう。
構造的に折り畳み式が高い剛性をもつ傾向にあります。
出典:Amazon
初心者向きのロースタイル・あぐらチェアの特徴
なんだかんだで、失敗が少なくお蔵入りしないタイプのチェアは、やはり軽量コンパクトな収束式です。
キャンプスタイルが定まってきて、荷物も厳選されていくような段階では、車載のコツもつかんだりで大型のものも検討できますが、色々とアイテムを増やしているような初期の頃には、小さくまとまるキャンプギアは使いやすく出番も多めです。
ローチェアは折り畳み式が多く、小さくならないものも多々ありますが、ロゴスのあぐらチェアなどは収束式となっていて、コンパクトに収納できるのでおすすめです。
出典:Amazon
ロースタイル・あぐらチェアのおすすめランキング
ここからは、ロースタイル・あぐらチェアのおすすめアイテムについて紹介していきます。
1位:ロゴス(LOGOS) あぐらチェア/ハイバッグ
ホムセンアウトドアブランド御三家ロゴス。その名のとおりあぐら用のチェアです。
カラーバリエーションも豊富で、ハイバック仕様も。価格設定がやや高めで、重量もあり軽量コンパクトとはいえませんが、そのおしゃれ度もあって人気のローチェアとなっています。
座面の高さは20cmとかなり地面に近い感じです。
出典:Amazon
使用サイズ:(約)幅57×奥行65×高さ64.5cm(座高20cm)
収納サイズ:(約)直径19.5×高さ77cm
耐荷重目安(静止荷重):(約)120kg
主素材:[フレーム]スチール [生 地]ポリエステル(PVCコーティング)
耐荷重目安(約)120kg
サイズ:(約)幅56×奥行70×高さ76.5cm(座高20cm)
収納サイズ:(約)直径17×高さ89cm
耐荷重目安(静止荷重):(約)120kg
主素材:[フレーム]スチール [生地]ポリエステル(PVCコーティング)
あぐらを組めるローポジションチェア。
■口コミ・レビュー
ワンタッチで広げられ、広い作りになっている為包まれてる感覚で座り心地良いです。ロースタイルのキャンプをしている為、こちらを選びました。
背もたれに寄りかかりながら、焚き火したりお酒飲んだりで満足です!座席がかなり低い為、自然を直に感じられます。
ただ、かなり重いのが残念ですね。
出典:Amazon
2位:キャプテンスタッグ モンテ ロースタイルソロベンチ
鹿番長キャプスタご乱心のおしゃれシリーズ「モンテ」。
このロースタイルソロベンチも、びっくりするほどのおしゃれアイテムになっています。
折り畳み式なので平らたく収納できますが、車載時などはやや行き場に困るかもしれません。
座面の高さは28.5cmとやや高めの設定です。
出典:Amazon
耐荷重 80 キログラム
商品の重量 2.4 キログラム
ブランド キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
座面高さ:285mm
商品サイズ:600X560X665mm
■口コミ・レビュー
キャンプやウッドデッキで使用。カモフラの鹿ベンチと一緒に使用してますが良いです。色などはもちろん、軽いので気に入ってます。
出典:Amazon
3位:Helinox(ヘリノックス) アウトドア グラウンドチェア
ヘリノックスのロータイプチェアです。
とても軽量コンパクトでバックパックに取り付けても全く違和感ありません。
組み立てにやや手間がかかりますが、慣れてしまえばそれすらも楽しみになるでしょう。
座面の高さは、22cmと低めになっています。ヘリノックス全般にいえる事ですが、コスパが非常に悪いので、長く使えるように吟味して購入しましょう。
出典:Amazon
材質 メッシュ素材
重量:615g
サイズ:幅52×奥行き44×高さ50cm
座面高:22cm
耐加重:120kg
■口コミ・レビュー
ロースタイルが好きで購入。
信じられないくらい軽くてコンパクトでいい。
この商品に似ているもっと安いイスも購入してみたが、安定感はコチラの方が上。
とは言え、重量級のロゴスのあぐらチェアと比べるとやはり不安定なのは仕方がないか…
また、耐荷重より体重が数十キロ軽い自分が座ると、
座面がはち切れそうな感じがして少し心もとない感じがしてしまう
出典:Amazon
4位:キャプテンスタッグ モンテ ロースタイルチェア
●折り畳み式 ●座面の高さ 20cm
こちらも、キャプスタのどうした鹿番長シリーズモンテ。
典型的なスローチェアなのですが、びっくりするほどかわいくおしゃれです。
基本的に木面に座ることとなるのですが、クッションが付属しています。おしりが痛くなる場合には別途、折りたたみ座布団などを使うのをおすすめします。
出典:Amazon
収納サイズ:(約)405×710×厚さ70mm
製品重量:(約)2.5kg、耐荷重(約):70kg
材質:構造部材/天然木(表面加工=オイルステイン)、張り材/ポリエステル100%
■口コミ・レビュー
素材同士の見た目の相性が良い。
色も良い。
焚き火の時の高さが絶妙。
出典:Amazon
5位:DOD(ディーオーディー) タキビチェア
●折り畳み式 ●座面の高さ 23.5cm
フレームもブラックのDODの無骨系ローチェアです。火の粉に強いコットン幌布を2重に用いており、耐荷重も100kgと丈夫で焚き火サイドでの使用に適しています。
フロント部分にフレームがないので、太もものうらが痛くなりにくいのもポイント。
焚き火を楽しむのにピッタリのローチェアです。
出典:Amazon
サイズ:(約)W60×D55×H55cm
収納サイズ:(約)W60×D7.5×H80cm
重量:(約)3.4kg
材質:スチール、帆布(コットン)
静止耐荷重:100kg
■口コミ・レビュー
薪を追加したり火力を調整する動作が座ったままで非常にやりやすいです
座り心地も座面と背中の湾曲したステーがいい仕事していて快適
座高が低いので立ちにくいなどのコメントを見ましたが、実際は幅が広く、座面の両端に手を置けば立ちやすいです
重量の割に持った感じは軽く感じます
黒はやはり灰が目立ちますね…
寝るには頭の支えがないので厳しいと思います
あとは、メイドインジャパンでは無いので、作りは荒いですね(座面の縫い目が曲がってます)
値段を考えれば、非常にいい商品だと思います(^^)
出典:Amazon
6位:ロゴス グランベーシック ハイバック囲炉裏チェア
●折り畳み式 ●座面の高さ 25cm
リクライニング機構がついたローチェアです。
しっかりした造りで、座面フロントにフレームが無いので、太もも裏が痛くなりにくい造りです。
座面の高さはやや高めで、立ちすわりも楽なレベル。
ロースタイルでも、普通の椅子に近いものを使いたいという方におすすめです。
出典:楽天市場
サイズ サイズ:(約)61/72/82×63×74.5/69/60cm(座高25cm)
収納サイズ:(約)63×68×9.5cm
耐荷重目安
(静止荷重) (約)80kg
主素材 [フレーム]スチール、アルミ
[生地]ポリエステル(PVCコーティング)
[肘掛]木材
■口コミ・レビュー
かなりのロータイプなので焚火しながらまったりするにはちょうど良いです。
リクライニングも最適な角度で、生地の張りも良く座り心地も最高です。ヘッドレストの部分もクッションが巻いてあり痛くありません。
おかげでカーミットチェアを全く使わなくなりました。
出典:Amazon
7位:BUNDOK(バンドック) ローチェア
●収束式 ●座面の高さ 19cm
格安キャンプギアで台頭してきているバンドック。このローチェアも破格の価格で、2千円ほどで手に入ります。
ロースタイルのお試しに使ってみたり、数を揃えたりしたいとき、この価格帯はとてもありがたいです。
小型で1.75kgと非常に軽量コンパクトなのも魅力です。
出典:Amazon
座面高さ(約)/19cm 耐荷重/70kg 商品重量(約)/1.75kg
材質/ポリエステル(ポリ塩化ビニル加工)・スチール(粉体焼付塗装)
収束式 収納ケース付
■口コミ・レビュー
これまでは安さから鹿番長の肘置き・ドリンクホルダー付の椅子を使っていたのですが
ソロキャンプのギアに対しては絶望的に高さが合わないストレスから購入しました。
ロールテーブルの高さにピッタリ合うのと、折り畳み寸法が50cm程度なのでバイクでのツーリングキャンプにお勧めです。
キャンツー用では三脚タイプで背もたれのないものも持っていますが、火起こしや食事が一段落した後に背もたれがあるのとないのでは快適度が段違いです。
足を投げ出す形になるので、足の行き場は確保してテーブルや焚火台・グリル等を展開するといいと思います。
出典:Amazon
8位:FIELDOOR クラシックチェア
●折り畳み式 ●座面の高さ 31cm
カーミットチェアのような造りの本格ウッドローチェアです。
木材をふんだんに使用した造りでありながら、フィールドアらしい価格設定なのもうれしいポイント。座面は31cmとやや高めです。
木製部分が多く、大きく重めのチェアですが、ベランピングやガーデンBBQなどにも大活躍するでしょう。
出典:Amazon
材質 キャンバス(コットン) / 天然木(ブナ材) 他
重量 (約)3.65kg 耐荷重 100kg
付属品 チェア本体 / キャップ / 収納バッグ / 取扱説明書(日本語)
■口コミ・レビュー
今まさに座りつつレビューを書きます。
この価格でこの座り心地とコンパクトさは他に類を見ないものです。
ヘ◯ノックスや本家の◯ーミットチェアと比べれば耐久性の面や所有欲など劣るのかもしれませんが値段を考えれば文句は一切ありません。
おそらく数ヶ月で値段は上がると思うので早いうちに手に入れておくべきものです。
画像では背中にあたる部分と太もも付け根にあたる横方向の部材がありますが、ここは360度自由に回転するので座るときに当たって痛いなどという心配は一切不要です。
以上酔っているので乱文ですが、カーミットチェアを買うまでの繋ぎとしては十二分、価格を考えれば文句など一切見つからないというか評判でした。
出典:Amazon
ロースタイル・あぐらチェアのおすすめのまとめ
ロースタイル・あぐらチェアの比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
焚き火との相性も抜群のロースタイルには、やはり座り心地の良いローチェア・あぐらチェアが欠かせません。
是非、長く使える愛用のローチェアを見つけていただけたらと思います。