SOTOのお手軽香房は最高なんですけど安定性が悪いので100均のラックで固定したところめちゃくちゃ使えるアイテムになりました。
最初は段ボール製
実はスモーク機器の購入色々な悩みました。
温燻しかしなかったときは、それこそダンボール燻製機が最適とも思って
たんですが、熱燻に手をだすとやはり耐火のボディじゃなければ厳しいです。
段ボール燻製でばっちり
ちなみに炎上しなければ、ダンボール燻製器には大きなメリットがあります。
・安価で軽くコンパクト ・廃棄が簡単・適度なヌケで水分管理が簡単などなどです。
ただ、熱燻では火災の危険が一気に増します。
実際にやってみると、食材からしたたる油に引火したり、加熱し過ぎてチップが発火したりとちょっとした油断で炎上するケースが多いことに気づきました。
100均ボール×2
そこで、最初に手を出したのが100均ステンレスボール燻製器。
これはなかなか出来が良く、うまくやれば十分に熱燻ができました。
ただ、ヌケのコントロールが難しく「食材の結露」や「タールの付着」と戦うこととなってしまいました。特に「結露」は深刻で、食材の脱水を十分にしてもウッドチップの炭化で発生する水分が想定よりもずっと多く、食材をぬらしてしまいます。
表面がぬれた食材が燻製でどれほど「まずく」なるかはやった事がある方なら良くわかると思いますが、とても食べれたものじゃなかったです。
SOTOお手軽香房
結局は自作をあきらめ専用の機器を買う事になってしまったんですが、
私が選んだのは定番の「SOTO お手軽香房」。
色々ハイエンドなものも視野に入れましたが、
・コンパクトにできるメリットが大きいこと。(食洗器にも入ります)。
・適切なヌケを調整できること。
を満たしているベストはお手軽香房といえます。
スノーピークの「コンパクトスモーカー」などはカッコもいいのですが、100均ステンレスボール燻製器の高級版といったとこで同じデメリットに悩まされます。(友人が使ってます)。
お手軽香房の改良
さて、SOTOのお手軽香房には最大の弱点があります。
それは、本体がぜんぜん安定しない事。
ペラペラの折り畳み式のため、風にあおられると簡単に倒れてしまいます。
これの対策は100均の組み立てスチールラックとホムセンで買える引きばねが
大活躍しました。合わせて700円くらいです。
底網の突起をひっかける程度で非常に不安定
まずはごとく替わりにもなる安定スタンドに100均の組み立て
スチールラックを用います。
天板が300円で足が1本100円、プラスチック留め具が
4つで100円計500円です。
次に100均のS字フックとホムセンの引きばね
こんなやつです。
S字と引きばねで斜め下四方向に本体をひっぱります。
内側には全く影響なく、信じられないくらい安定します。
下のスチールラックごと飛ばされない限り転倒はありえません。
ここにたどり着くまでに針金で縛ったり色々試行錯誤がありました。
参考にしていただければ幸いです。お手軽香房最高です!