2~3人でキャンプするなら、それなりのクッカー・コッヘルセットは必要だと思います。
BBQだけで一泊のみの場合でも、翌朝の朝食やコーヒータイムはもちろん、ちょっとした汁物を作るときなど、あると無いのとでは大きな差になりますよね。
2~3人の少人数キャンプでは、ソロの時のようにコンパクトさや軽量さをそれほど求められない反面、大人数向けのファミリーセットのようなものだと、持て余して使わないパーツばかりになってしまったりと買って失敗するケースも。
いざ自分に合ったクッカーを探そうと思うと
ここでは、
などについて紹介していきます。
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- 少人数キャンプの2人~3人用クッカーの選び方!
- 初心者向きの少人数2人~3人用クッカーセットの特徴は?
- 少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーセットランキング!
- 1位:UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3
- 2位:trangia(トランギア) ツンドラ3ブラックバージョン
- 3位:ベルモント(Belmont) BM-005 チタンクッカー3点セット
- 4位:DUG(ダグ) BANQUET-2 DG-0205
- 5位:山善 キャンパーズコレクション アウトドアクッカーセット OCS-4
- 6位:エバニュー(EVERNEW) チタンウルトラライトクッカーセット
- 7位:EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット
- 8位:キャプテンスタッグ フライパン アルミ クッカー
- 9位:EZCAMP クッカー 9点セット
- 10位:SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) シグマポットセット
- 少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーセットのまとめ!
少人数キャンプの2人~3人用クッカーの選び方!
少人数・2人~3人用のクッカーを選ぶときの3つのポイントを紹介します。
2~3人用は、ソロ用とファミリー用の中間で、どっちつかずのものを選ぶと後悔する事も考えられます。
どうしても迷ってしまったら、ゆくゆくソロもやるのか、ファミリーでもやってみたいのかで、それ用のものを購入するという手もありますね。
サイズをチェックする
出典:uniflame
ソロ用のコッヘルセットは、250のOD缶を中にしまう事ができるように、内径が110mmになっているものが多く、ファミリー用のセットでは、家庭用のものと似た使い心地を再現するため、170mm~200mm以上の径を有するものが多いようです。
2人~3人の少人数用では、サイズはこの中間に位置するのですが、収納性と使い勝手のトレードオフのような関係になっているので、どちらを重要視するのか予め考えておくと迷ったときに決めてとなりえます。
セットの構成をチェックする
出典:楽天市場
少人数キャンプの2人~3人用クッカーでは、鍋×2+蓋兼フライパン×1といった構成が主流です。
これなら、炊飯しつつ汁物もつくり、炒めたり焼いたりもできるという事になりますが、実際は炊飯をするのには蓋が必要になりますし、火器もシングルバーナーかツーバーナーかで、使用シーンを想像する必要があります。
炊飯時の蓋はアルミホイルで代用もできたりしますし、調理後は焚火で保温したりもできますので、その辺のキャンプスタイルや調理事情も検討しておくと失敗は少なくなります。
材質をチェックする。
少人数キャンプの2人~3人用クッカーでは、アルミにアルマイト加工などを施したものが主流です。
チタン製のものもありますが、コスパが悪く、調理時には熱伝導が悪く、熱ムラになりやすいのでソロ用のクッカー選びの時ほどオススメにはなりません。
初心者向きの少人数2人~3人用クッカーセットの特徴は?
初めて買うなら、オーソドックスな鍋×2・蓋兼フライパンのセットが無難です。
材質はアルミを選ぶと失敗が少ないでしょう。
BBQメインで、炊飯と汁物を作りたいといった場合には、鍋×2・蓋×2の構成が便利です。
安価なもので、自分に必要なセット内容をお試し確認するというのもおすすめなので、まずは一つ手に入れてキャンプを楽しんでみるとよいでしょう。
少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーセットランキング!
ここからは、少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーセットを紹介していきます。
1位:UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3
転がったりデッドスペースをつくったりせず、収納に優れていて、インスタントラーメンを作るのにも便利な、角型クッカーの3点セットです。
鍋2・フライパン1の構成は、炊飯しつつ汁物とおかずを温める事もでき、少人数キャンプに最適なセット内容です。
素材は、アルミ(アルマイト加工)で軽量で、熱ムラになりにくいですが、若干強度が劣るので変形や傷には注意が必要です。
【サイズ】セット収納時:14×14.7×高さ8.8cm、鍋13:12.7×12.7×深さ7.45cm、鍋11:10.8×10.8×深さ6.4cm、フライパン:13×13×深さ3.4cm
【重量】総重量:約449g、鍋13:約204g、鍋11:約139g、フライパン:約106g
【満水容量】鍋13:1.0リットル、鍋11:0.6リットル
【炊量(米)】鍋13:2合、鍋11:1合
【材質】アルミ(アルマイト加工)
■口コミ・レビュー
スクエアなコッフェルの中では唯一フライパンが付きます。
品薄になると値段が定価以上になるので欲しいと思ったら定価のうちに買っておいた方がいいです。
たぶん安売りになる事は無いと思います。
安定の定番商品ですので使用はソロキャン最強です。
この組み合わせで完結しますので使い勝手はいいです。
出典:Amazon
2位:trangia(トランギア) ツンドラ3ブラックバージョン
こちらも、鍋2・フライパン1の構成ですが、丸型で取っ手がとれるタイプのセットです。
鍋と別体の取っ手は、収納などでメリットとなりますが、一度にひとつのクッカーしか動かせないのが、逆にデメリットになる場面もありますので好み次第といったところです。
こちらも、アルミ(アルマイト加工)で使い勝手は良好です。
・フライパン(直径20cm):アルミ製(ノンスティック加工済)
・ソースパン(1.5、1.75L):アルミ製(ノンスティック加工済)
・フタ:アルミ製(ノンスティック加工済)
・ハンドル:アルミ製(無垢)
・付属:収納袋
■口コミ・レビュー
これ一つで全ての料理をこなしてくれるので非常にキャンプ時には重宝してます。
ただ…
ノンスティック加工が剥がれやすいです。
二度買って二度も短期間で剥がれガッカリ…
一つはメーカーに問い合わせ現物を送ったら新品と替えて頂きました。
非常にIwataniさんの対応は親切で感謝しております。
今度はハイク用にミニも買いたいですね。
出典:Amazon
3位:ベルモント(Belmont) BM-005 チタンクッカー3点セット
チタン製のシンプルでコンパクトなクッカーセットです。
作りが非常にシンプルで、オーソドックスなものとなっているので、誰でも戸惑わずに使用できるでしょう。
チタン製なので、軽く強度に心配はありませんが、熱ムラになりやすく焦げ付きに注意が必要です。
サイズ:鍋/Φ138×64mm(780ml),/Φ125×55mm(570ml),フライパン/Φ145×28(320ml)
重量:200g
■口コミ・レビュー
洗剤で一度洗って使用しましたが、空焼き等しないでも、金属臭がありませんでした。
アルコールストーブで炊飯してみましたが、上手く1合が炊けました。
食器としても問題なく使えます。
蓋になっているフライパンですが、フライパンとしての機能はイマイチです。
火の当たる場所のみ焦げ付き、ほかの部分は生 という感じになります。材が薄すぎるためかと思います。
汁の多い炒め物や、レトルトの温めには使い勝手がいいでしょう。そのままカレー皿にもなります。
袋がついていればよかったのですが、100均で充分でしょう。
出典:Amazon
4位:DUG(ダグ) BANQUET-2 DG-0205
175mm径のフライパンは、焦げ付きにくいように、波加工されており、本格的な焼き物にも便利。
鍋2・フライパン1の標準的な構成ですが、フライパン調理に重点を置くなら検討の価値ありです。
重量 大:237g 小:201g フライパン:170g
材質 アルミニウム(ハードアノダイズド加工)、取手:ステンレス(樹脂カバー)
付属品 メッシュケース
総重量 608g
■口コミ・レビュー
2年で20回ほど使いましたが、2、3人のテント泊登山には最適です。
焦げ付きにくいし、鍋には目盛りがあって使いやすいです。
そこそこ大きな円形なので収納には工夫が必要ですね。出典:Amazon
5位:山善 キャンパーズコレクション アウトドアクッカーセット OCS-4
ファミリー向けに近くコスパに優れた4点セットのクッカーです。
このセットなら、少人数とはいえちょっと手の込んだ調理もしてみたくなります。
たまに、ゲストをつれてキャンプに行くという方は、点数の多いものを選ぶのも手です。
材質はセラミック塗装がされたアルミです。
鍋(大):幅20.5×奥行20.5×高さ8cm
フライパン(小):幅16.5×奥行16.5×高さ4cm
フライパン(大):幅19×奥行19×高さ4cm
■口コミ・レビュー
なんとなく購入したこの商品が一番使用頻度が高いです。
使用用途も調理器具から食器としてまで幅広く使えます。
焦げ付かないので洗い物も簡単です。
出典:楽天市場
6位:エバニュー(EVERNEW) チタンウルトラライトクッカーセット
こちらも、鍋×2・蓋×2のセットですがチタン製で蓋に湯切りはついていません。
ソロ用クッカーが二人分といったイメージですが、やはりフライパンが無いので、焼き物・炒め物も鍋でといった感じです。
目盛り付き・スタッフバッグ付き
素材:チタニウム(取っ手部シリコンチューブ付き)
サイズ:
大ナベサイズ:内径15×深さ7.7cm / 容量:1,300ml
小ナベサイズ:内径13.6×深さ6.4cm / 容量:900ml
質量:310g
■口コミ・レビュー
まずは、この大きさと形がベストマッチで、キャンプ(まだ使ってないですが)だけではなく家庭でも使いやすい事、ラーメンや煮物.鍋には最適な形状と思います。チタン製の軽さ等々の特色はもちろんの事ですが、綺麗で丁寧な造りが満足してます。
出典:Amazon
7位:EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット
径と容量が小さめの鍋×3のセットですが、皿が2つついてきて二人キャンプに便利です。
鍋もそのまま食器に使えるサイズなので、使い方を工夫すれば非常に便利なセットとなります。
重量:大/51g、中/48g、小/40g、フタ/28g、皿/19g×2枚
材質:本体/アルミニウム(アルマイト加工) 、取手/アルミニウム
■口コミ・レビュー
想像していたよりは小さかったのですが、コンパクトで収納もよく、この値段ならば購入してよかった!と思えました。
とって付きの深い容器が3つもついているので使い勝手がいいですね!
小皿は醤油皿サイズで、個人的にはあまり使用しないであろうけれど、蓋が大皿の役目を果たしてくれそうです。
出典:楽天市場
8位:キャプテンスタッグ フライパン アルミ クッカー
若干やぼったく、パッキングも大き目ですが、鍋×2・蓋×2+深型のフライパンと使い勝手は最高レベルです。
家庭用調理器具の大手らしい料理に必要なものを知り尽くしているようなメーカーですから、彼女や奥さんにも使ってもらおうと考えるのならば、このタイプのウケが良いかもしれません。
重量(約):720g
容量(約):16cm鍋:2.0L、14cm鍋:1.2L
仕様/その他:収納サイズ(約)外径180×112mm セット内容:16cm鍋x1、14cm鍋x1、ふたx1、17cmフライパンx1
■口コミ・レビュー
この夏何度もキャンプで使用しました。
買って良かったです。
小さい鍋はお湯を沸かしたり、ソロにちょうど良いサイズ。お米2合炊けます。
フライパンはパスタ大盛りくらいまで作れるサイズです。
大きい鍋は鍋にいいサイズ。2人で鍋ラーメンしました。プチッと鍋2個分。
焦げ付かないので使いやすいです。
ソロだと大きい鍋はお留守番。
取っ手がプラプラしてるのでちょっと傾斜してる場所では気をつけて。
メッシュの巾着袋に入って来ます。
出典:楽天市場
9位:EZCAMP クッカー 9点セット
コスパが良すぎて耐久性が心配になりますが、この価格ならエントリーモデルに最適です。
特筆すべきは、ケトルがセットになっている事で、主にお湯を沸かすのが目的という方におすすめです。
3人利用を想定しており、お椀も3人分入っていますから、少人数キャンプにばっちりです。
ハンドル/アンゼン食品級のシリコンとステンレス
サイズ:鍋:17x 9cm やかん:14 x 8cm フライパン:18 x 4.5cm 竹しゃもじ:5.2*13cm
お椀:3.8*13cm スボンジャ:2.5*8.5cm
容量:鍋/1350ml ポット/1L
重量:850g
パケッジ:18.2*12.6*18.5cm
使用人数:2~3人(推薦)
■口コミ・レビュー
キャンプに丁度いい。炊飯がしたくて飯盒と迷いましたが、こちらにして正解でした。
色々ついているし、何より想像以上にコンパクトで、少しでも荷物を減らしたいキャンプではとても重宝すると思います。
鍋は2合炊きましたが十分な大きさでした。3合も余裕だと思います。
カセットコンロにもちゃんと乗りました。
焦げ付きもなく後始末も楽でした。
やかんも思ったよりも容量があって、二人分の飲み物用に丁度いいです。
フライパンはけっこう小さく、目玉焼きひとつサイズですが、こちらも焦げ付きなく使えました。
おそらく長時間の調理なんかは出来ないと思いますが、サクッと使うのに非常に便利です。
出典:Amazon
10位:SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) シグマポットセット
鍋2でフライパンの無いセットですが、湯切りがついた蓋が二つともついているので、鍋に重点をおくならこのタイプのセットのほうが便利です。
デザインもおしゃれで、つい欲しくなりますね。
重量632g
収納サイズ12×18.2cm
少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーセットのまとめ!
少人数キャンプにおすすめの2人~3人用クッカーを紹介してきました。
ソロ用のコッヘルや、ファミリー用のクッカーセットに比べ、狭間の選択肢でやや決めにくいところがあるアイテムです。
どうしても迷ったり不安になったりしたら、先々でソロキャンをやってみたいのか、ファミリーやグループキャンプをやる予定があるのかなどを検討材料に加えてみるのも良いかもしれません。