キャンプでは焚き火や炭火を使って調理・BBQを楽しまれるという方も多いと思います。
でも、ちょっとお湯を沸かしたり、撤収間際に間食をつくったりするなら、断然フットワークの軽いガスコンロ・バーナーが便利です。
登山やツーリングでも、ガスシングルバーナーが好まれるのはやはりダントツの実用面から。
でも、いざシングルガスバーナー・コンロを購入しようと検討し始めると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
シングルガスバーナー・コンロの比較方法と選び方
ここからは、シングルガスバーナー・コンロの比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
分離型と一体型、低床タイプ
最も大きなタイプの違いです。一体型はOD缶に直接取り付けるため本体に足・スタンドが必要なく、とても軽量コンパクトなアイテムが多いです。
逆にセパレートタイプやCB缶直結の低床タイプは、バーナー本体に足・スタントがついているため、安定感が高く大きな鍋やクッカーでの調理に向いています。
また、分離型はガス缶の配置の自由度が高く、保温や断熱などしやすいためガス缶の温度管理がしやすいのもメリットです。
OD缶(T型)・CB缶(カセットガス)
ここも大きな違いです。
アウトドア缶と呼ばれるOD缶は、割高で販売されているところも限定的ですが、多様な混合ガスやガス缶の内部構造に工夫を凝らした製品が揃っており、寒さに強いなどのメリットがあったりします。
また、コンロ本体と一緒にクッカーにすっぽり入る事も多く、収納面でのアドバンテージも大きいです。
CB缶と呼ばれるカセットガスは、ランニングコストとコンビニでも買える手軽さが最大のメリットです。混合ガスのタイプもメーカーによってはリリースされていますが、通常はブタン100%の運用となりますので、寒さに弱いというデメリットがあります。
耐風性・風防
風に対する強さは、アウトドアバーナー・コンロにとっては、とても重要な性能です。
消えてしまわないまでも、風の影響を受けやすい構造では、クッカーへの伝熱に問題があり、なかなかお湯が沸かないなどの悩みの種となってしまいます。
ごとく自体が風防になっているものや、バーナーヘッドに工夫があるものなどがありますから、チェックしておきましょう。
レギュレーター・ジェネレーター・ヒートパイプの有無・耐寒性能
出典:Amazon
ガスコンロを使い続ける事で、ガス缶内部の気化冷却でどんどんガス圧が減少し、火力が弱くなっていまう「ドロップアウト」という現象がおきます。
このレギュレーターがあるガスバーナーは、燃焼による熱を一部ガス缶に伝え、気化熱での冷却を補う仕組みをもっています。
とくに寒冷環境で差がでますので、冬キャンプや寒い地域でのキャンプを考えている方はチェックすると良いでしょう。
また、ガス缶自体を暖めるレギュレーターとは別に、ヒートパイプを持つストーブもあります。
ヒートパイプはガス缶を温める力はありませんが、万が一生ガスがバーナー部に流れたときにも火柱が立つような事を防いでくれますから、ボンベを動かしたり蹴とばしたりしてしまう危険がある、分離型では必須の機構ともいえます。
軽量・コンパクトさ
出典:Amazon
キャンプ用品が、移動を前提としている以上、軽量コンパクトさは無視できません。
しかし、もともとシングルバーナーはトレッキング・ハイキングや登山にも用いられるように作られているものが多く、他のキャンプ用品と比べとてもコンパクトなギアです。
特に車でキャンプに行かれるような方は、あまり気にされる必要はないでしょう。
高火力・とろ火弱火性能
概ね2000kcal/h~3500kcal/hくらいのものが多く、ガスの種類によっても火力は変わります。
お湯を早く沸かしたり、大きなクッカーでの調理を考えると火力は大きいに越したことはありませんが、実際は炊飯時などとろ火・弱火での稼働が多いといったこともあります。
カタログスペックでは読み切れにくいですが、口コミなどでとろ火・弱火の使いがっても調べておきましょう。
初心者向きのシングルガスバーナー・コンロの特徴
慣れないうちは、分離型のカセットガスを用いるシングルバーナーがおすすめです。
ガスも手に入りやすく、低床で安定感が高い、ガス缶の置き場所に自由度があるなどメリットが多いからです。
逆に犠牲となる軽量コンパクトさや、耐寒性能は使ってみてわかってるものなので、不足感を感じてきたら一生ものを選ぶというのも良いかと思います。
具体的には、イワタニのジュニアバーナーやSOTOのレギュレーターストーブなどがおすすめとなります。
分離型・平型のシングルガスバーナー・コンロおすすめランキング
ここからは、分離型・平型のシングルガスバーナー・コンロのおすすめアイテムについて紹介していきます。
分離型・平型のシングルバーナーは重心が低く、大型の鍋やクッカーにも対応したり、高火力・燃焼範囲の広さなどから、調理時に高い性能を発揮するものが多数です。
収納性やコンパクト性では一体型に劣るものの、通常のキャンプユースとしては最適解になりやすいコンロです。
1位:PRIMUS(プリムス) ウルトラ・スパイダーストーブII
100年以上の歴史をもつ燃焼機器の老舗PRIMUS社の定番分離型ストーブです。
スタンドと五徳一体の4枚の羽根がクロスする事で耐風性能も高めたガスバーナーで、ごとくは更に伸ばすことができ、大型のクッカーにも対応できます。
分離型のストーブとしては、軽量化にも力を入れられており、収納サイズも小さくまとまるため、バックパックで持ち歩くのにも向いています。
火力も高く、燃焼性能と軽量・コンパクトさのバランスの良さが、おすすめ1位の理由です。
重量:167g
ガス消費量:210g/h
燃焼時間:約65分(IP-250ガス使用時) ゴトク径:大/168mm、小/118mm
収納サイズ:9.3×10.0×3.5cm
その他:ナイロンスタッフバッグ付属、ガスプレヒート機構内臓、ガスカートリッジ別売り
■口コミ・レビュー
ソロキャンプ等に使用してます。
自動着火装置はついてないのでライターが必要になります。ガスの上にシングルバーナーのタイプでは風が有ると不安定なので、コチラを購入しました。このバーナーにケトルを乗せてショートウインドスクリーンで、しっかり風防効果がありました。ゴトクは4枚あるので安定感抜群です。
出典:Amazon
2位:ソト(SOTO) Gストーブ ST-320
こちらの新富士バーナーSOTOのGストーブは、まず、その独特のフォルムで見るものを魅了します。
メカニカルな外見だけでなく、折りたたみ時はBOOK型に変形し驚異の薄さに収納でき、サッと荷物の隙間におさまります。
ごとくも広く長く大型のクッカーにも対応でき、ユニークかつ高機能なシングルストーブです。
本体重量:380g
収納時サイズ:幅14.2×奥行7.8×高さ22.5cm
発熱量:2.1kw(1800kcal/h)(ST-760使用時)、1.7kw(1500kcal/h)(ST-700使用時) ※気温25度無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出
使用時間:約2.1時間(ST-760 1本使用時)、約2.6時間(ST-700 1本使用時) ※気温25度無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出
材質:本体=アルミニウム・ステンレス、火口=アルミダイカスト、バルブ=真鍮
原産国:日本
■口コミ・レビュー
主人と2人、ツーリングキャンプにハマり、最初はお店に行ってご飯を食べていましたが、どうせならバーナーを使ってもう少しキャンプらしくと思い、コンパクトに収納が出来るコチラのバーナーにしました。
買って正解で、2人分の荷物を積んで大荷物になる中あまり場所を取らず、また、火力も申し分なく、もう一つ欲しいねと思って検討しているところで地震…。
電気も来ず、ガスを使っていなかった我が家ではこちらのバーナーが大活躍してます!
あまり食材も無く贅沢は出来ませんが、温かいものが食べれるのは本当にありがたいです!
出典:Amazon
3位:イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
国内ガスメーカー大手のイワタニがリリースするこのジュニアバーナーは、発表当時大きな話題となりました。
山岳用のOD缶一体型のストーブかと思わせるほどの本体サイズ・構造で、カセットガスを利用するため低床で稼働するこのストーブは、今では多くの製品でみられますが、ユニークで実用的な仕組みといえます。
収納サイズ:82(幅)×68(奥行)×109(高さ)mm
重量:約274g
最大発熱量:2.7kW (2,300kcal/h)
材質:本体 アルミニウム
バーナー・ごとく・脚・風防 ステンレス
ガス消費量:約194g/h ※1
連続燃焼時間:約120分(イワタニカセットガス使用時) ※2
約40分(イワタニカセットガスジュニア使用時) ※2
使用ガス:イワタニカセットガス
イワタニカセットガスパワーゴールド
イワタニカセットガスジュニア
使用できる鍋の大きさ(目安):18cmまで(鍋底が16cm以下)
■口コミ・レビュー
コンパクトで軽量、火力も十分、アウトドアに最適ですね。
とにかくこの、ツール・ギアといった感じのフォルムがたまりません。
用が無い時でも、箱から出して組み立てて眺めながら「次はどこに行って使おうか」と思いを馳せてしまいます(気持ちがわかる人挙手)w
リュックにポンと入れて気軽に持って行けるので、ラーツーなんかにも便利です(箸 or カセットガスを持って行くの忘れた人挙手)ボンベの防熱板やバーナーパット等、他のメーカーから販売されてますが、イワタニさんにはこの商品の専用オプション品や、CB缶を使用したアウトドア用品をもっといろいろ出して欲しいですね。
この商品の様にCB缶を横にして使う形状で、ランタンとかあるといいと思います。
出典:Amazon
4位:ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310
こちらも、ソトのカセットガス直結低床ガスバーナーです。
このタイプの弱点のドロップダウンをレギュレーターで補っており、火力が安定しやすいのが魅力です。
やや着火しにくいとの事ですが、別売りの着火レバーの評判が高いので、そちらを使用する事をおすすめします。
重量:350g(本体のみ)
発熱量:2.9kW(2,500kcal/h)(ST-760使用時)
使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)
使用容器:SOTO製品専用容器(ST-760、ST-700)
点火方式:圧電点火方式
■口コミ・レビュー
重い鍋や携帯性などを考慮すればこの商品に辿り着きました。そもそもガソリンストーブも持っていますが火力調整が難しくやはり手軽さも考えるとガスが良いですよね。
火力もあるし、ガス切れなどを考えるとカセットボンベが使えるという点はコンビニでも手に入るので良いですよね。欠点はゴトクが熱伝導して脚が熱くなる点。
着火する場合脚に手が触れるので火傷には注意が必要。
なので別売りの着火レバーを取り付けて、さらに耐熱シリコンパイプを適当に切ってゴトクに通してはめています。これで火傷防止にかなり効果あると思います。
出典:Amazon
5位:ユニフレーム(UNIFLAME) テーブルトップバーナー
アウトドア・キャンプ用品大手、ユニフレームは早くからカセットガスを用いたガスストーブをリリースしてきましたが、こちらのテーブルトップバーナーは、軽量コンパクトさの真逆を極め、高価力・安定ごとくをウリとしたユニークなアイテムです。
車で行くようなキャンプでは、軽量コンパクトさが大きくメリットとならない場合が多く、このような大鍋でもつかえる(使い方によってはダッチオーブンも乗る)のは大きなアドバンテージといえるでしょう。
火力も最強クラスで、パーティでもメインバーナーとして大活躍します。
【重量】880g/【耐荷重】約15kg
【燃焼時間】約45分(プレミアムガス)/約55分(レギュラーガス)
【最大火力】3900kcal/h(プレミアムガス使用時)/3000kcal/h(レギューラーガス使用時)
【点火方式】圧電点火/【付属品】収納ケース
6位:PRIMUS(プリムス) エクスプレス・スパイダーストーブⅡ
大きなヒートパイプが目立つプリムスの分離型ストーブで見た目のおしゃれ度も高いアイテムです。
実は、重量面・火力面ともにウルトラスパイダーストーブの方が優れているのですが、見た目でこちらを気に入る方もいらっしゃるでしょう。
ごとくが3枚というのも、やや難点といえます。
ガス消費量:155g/h
燃焼時間:約70分(IP-250ガス使用時) ゴトク径:156mm
収納サイズ:8.7×4.0×8.3cm 本体重量:195g
付属品等:ナイロンスタッフバッグ付属、ガスプレヒート機構内臓、ガスカートリッジ別売り
■口コミ・レビュー
30数年もののColeman peak1から、初のGasバーナーです。
カミさんの山行に付き合いだし、山頂で食べるラーメン湯沸し用に(笑)
Peek1は雪の上だろうが、氷点下だろうがさすがUS製のタフさが良かった。しかし歳を取り重さと大きさに持つのが億劫に、Gas化を検討しP136Sに辿り着きました。
兎に角軽い、小さい、早い、メンテナンスはほぼフリー。
ガソリン使っている人がほぼ居ないのは、頷けました。
バイクのキャンプツーリングも、このプリムスになる思います。
写真はお安いCB缶を繋ぐアダプターを試して、これも安定した燃焼で大満足でした。
出典:Amazon
7位:snow peak HOME&CAMPバーナーGS-600SL
ご存じスノピの面白ギミックバーナーです。
基本性能は、小さくなるカセットコンロといったところですが、構造が複雑化するのはこの手のアイテムでは御法度。火力が弱く非常に重いのも気になります。
しかし、見た目のおしゃれさや変形ギミックの面白さは群を抜いており、やはり飛びぬけた商品というのは間違いないでしょう。
対応鍋径:最小Φ14cm~最大Φ30cm ダッチオーブンなどの鋳鉄製品使用不可
専用ボンベ:ギガパワーガスCBブタン(GPC-250CB)
本体重量:1.4kg
最大出力:2100kcal/h
出力(ガス消費量):2.4kw(2100kcal/h 178g/h) 気温20〜25℃
連続燃焼時間:約110分
■口コミ・レビュー
大きい、重い、と批判してる人もいますが、私は十分コンパクトだと思うし1.4kgを重いとも感じません。むしろ作りがしっかりしていて、変形ギミックもよく考えられています。バーナーの火が出る口も内側にあるため風にも強いです。遮熱シート推奨となっていますが、普通に鍋などをする程度の時間ならシート無くても全然いけます。そりゃシートあった方が安心でしょうけど(笑)なお、キャンプなどで持ち歩く場合、100均で売られている1.5L用ペットボトルカバーがジャストフィットします。箱で持ち歩くのが嫌な人は是非お試しを!
出典:Amazon
8位:ユニフレーム(UNIFLAME) セパレートバーナー
こちらは、ユニフレームのベーシックなセパレートタイプのバーナーです。
火力も高く、耐荷重も5kgと大鍋にも対応。本体はコンパクトに収納できるもののやや重めの造りです。
見た目以上に高さがありますし、独特のごとく兼スタンドはくせも強いので、好みが分かれるところです。
【重量】約450g/ 【耐荷重】約5kg
【点火方式】圧電点火
【最大火力】プレミアムガス使用時:約3,000kcal/h(約80分)/レギュラーガス使用時:約2,400kcal/h(約100分)
【素材】バーナー:スチール/ゴトク:ステンレス鋼
■口コミ・レビュー
五徳の足の固定が最初のうちはぐらつきますが、安定感はあります。
使用していくうちに固定されると思います。
カセットボンベのはめ込みが少し硬いのもネックですが、バーナーとしての安定は抜群なので買って損はありません。
出典:Amazon
9位:SOTO(ソト) FUSION(フュージョン) ST-330
SOTOのベーシックな分離型・CB缶ストーブです。
CB缶横置き低床ストーブは直結式のものも多数ありますが、やはりホースで接続されるセパレートタイプは設置の自由度が高く、ガス缶の保温も断熱もしやすいというメリットがあります。
フユージョンは耐風性が高く、ダッチオーブンも載せる事が可能な安定性が魅力です。
収納時サイズ:幅11×奥行7.5×高さ9cm
発熱量: 2.9kW(2,500kcal/h) ※気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時) 気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。
使用容器: 新富士バーナー、SOTO製品専用容器(ボンベ)
点火方式:圧電着火方式
■口コミ・レビュー
CB缶が使えてボンベと分離式のシングルバーナーが欲しかったので、この ST-330を買ってみた。
はじめ五徳がグラグラ動いてしまって、これが正常なのか?と戸惑ったが、よく見てみると五徳を回し爪がロックの溝に落ちてから、もう少し回してやるとキュッっとしまり固定され、カチッって感じでは無いのですがグラグラせず固定されました。
火力も強火から弱火まで細かく調整が効き音も思っていたより静かで気に入っています。
収納袋は付属していないけど、畳むとコンパクトでいい感じ。
個人的にはホースがもう少し長いと完璧かなと。でもメインストーブになることは間違いないので満点かな。
出典:Amazon
10位:ユニフレーム ミニバーナー US-700
ユニフレームの直結CB缶タイプの低床ガスストーブです。
特筆すべきは、そのフォルム。ほとんどのガスバーナーが五徳・スタンドを稼働させ使用時は大きく、収納時はコンパクトになる事に対し、こちらの身にバーナーはコロンとした形状でなんともユニークな構造です。
実際可動部が少ない事は耐久面・メンテナンス面でのメリットが高く、過酷な状況での使用に向いています。
この形状なら、踏んだりして壊してしまう可能性も少ないでしょう。
【最大火力】プレミアムガス使用時:3,000kcal/h、レギュラーガス使用時:2,400kcal/h
【燃焼時間(最大火力時)】プレミアムガス使用時:約80分、レギュラーガス使用時:約100分
【点火方式】圧電点火
【素材】ステンレス鋼
一体型のシングルガスバーナー・コンロおすすめランキング
ここからは、一体型のシングルガスバーナー・コンロのおすすめアイテムについて紹介していきます。
一体型は、山岳登山にも良く利用されるタイプで、軽量コンパクトで高性能なシングルバーナーが多く、バックパックやバイクでのキャンプのときにも重宝します。
1位:PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
100年以上の歴史を誇るPRIMUSのガスバーナー・コンロ。
P153は、小さく折りたためるのに火力も強く、非常にバランスの良い名機です。
これなら、キャンプだけではなくハイキングやトレッキングにも重宝するでしょう。
OD缶と共にコッヘルに入るガスコンロでは、大きな鍋も扱いやすく、誰でもどんなシチュエーションでも活躍できる、おすすめの逸品です。
■ガス消費量:245g/h
■燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)
■ゴトク径:大148mm/小90mm
■収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
■本体重量:116g■ナイロンスタッフバッグ付属 ■ガスカートリッジ別売
■口コミ・レビュー
なかなかの爆音なので、ファミリーキャンプ場や朝夜の静かな時間に本格調理で使うのには気を使います。
しかしながら、超とろ火も、実用範囲内の弱火もバッチリ調整出来ますので過酷な状況下でない限りはしっかり調理できて問題無いかと思います。
むしろ冬山登山や吹雪の中での調理でなければスペックを使い切る機会は無いでしょう。
平場で全開だと多分クッカーが焦げて、穴が開きますw
出典:Amazon
2位:ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
新富士バーナーのアウトドアブランドSOTOのガス機器は、国内でトップレベルの品質と人気を誇ります。
このSOD-300Sは、レギュレーターを装備してドロップダウンによる火力低下を軽減し、安定した火力を得やすいのがポイントです。
ごとくがやや小型ですが、シンプルで取り扱いしやすい構造になっており、サッと出してサッとしまえるフットワークの良さも魅力です。
本体サイズ:幅9.6×奥行9.4×高さ8.6cm(使用時本体のみ)
本体重量:73g
収納時サイズ:幅5.2×奥行5.2×高さ8.1cm
発熱量:3.3kW(2.800kcal/h) ※SOD-725T使用時 気温25度無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
使用燃料:SOTO製品専用容器(OD缶)
使用時間:約1.5時間(SOD-725T 1本使用時)、約0.68時間(SOD-710T 1本使用時) ※気温25度無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。
■口コミ・レビュー
シンプルでとても使いやすい作りに満足。
SOTO製品を好んで多く使用していますので、偏ったレビューになるかもしれませんが、とても満足のいく製品です。
先ず五徳部分の展開のし易さは今まで私が使用してきた製品の中で、とてもシンプルで展開がクイックに行えるといった利点があります。
他の製品と比較した場合、この製品に出会うまでは手間とも思っていなかった五徳部分の展開を手間がかかる構造だなと思ってしまうほどです…
2点目の利点はマイクロレギュレーターです。
時期的な問題もあり、冷蔵庫で冷やしたOD缶を使い火力テストを行ってみましたが、やはり他製品と比べるとマイクロレギュレーターの恩恵はとても良いと思います。
出典:Amazon
3位:コールマン バーナー アウトランダー マイクロストーブ PZ
キャンプ用品ブランド大手コールマンは、かつて様々ガスストーブをリリースしておりましたが、現在は2種類ほどに絞られており、そのうち手ごろな価格でキャンプにピッタリなのが、このマイクロストーブPZです。
ごとくはしっかりタイプで火力も強め、湯沸かしだけじゃなくフライパン料理でも活躍します。
収納サイズはやや大きく重量もそこそこですが、キャンプユースなら問題はないでしょう。
収納時/幅10×奥行5.5×高さ9.5cm
質量:約200g
火力:最高時約3000kcal/h
燃焼時間:約1~2時間(230g缶使用時)
付属品:プラスチックケース
仕様:自動点火装置
使用燃料:LPガス
■口コミ・レビュー
値段も手ごろだし、コールマンは有名メーカーのため品質も安心だろうと思い購入しました。
専用のプラケースもついていて、荷物にしまうときはOD缶と一緒にケースに入れた状態で袋にまとめています。
五徳部分も大きくてしっかりしているので、鍋を載せてもぐらつくことはありません。
点火ボタンも押しやすく、ツマミも操作しやすい位置にあるため簡単に火力調節できます。
不満点はありません。買ってよかったです。
出典:Amazon
4位:キャプテンスタッグ 小型 ガスバーナーM-7900
実用アウトドアブランド、キャプスタの小型ガスバーナーは、バーナーヘッドが大きく外向きの炎がめんべんなくクッカーを熱し、焦げ付きを減らします。
収納サイズはやや大きく、重量もありますが、キャンプユースとしてはむしろ使いやすく、コスパの良さもあって初めての一台にぴったりです。
圧電発火装置もついているので、ライターなどが必要ないのもポイントです。
最大火力:2700Kcal
ガス消費量:225g/h
重量:約300g
ガスカートリッジ(燃料)は別売。
収納サイズ:117x105x65(h)mm
型番: M-7900
■口コミ・レビュー
値段以上に価値があるなと思います。
登山用の入門モデルとして購入から10年近く経ちますがほとんど問題ありません。
しいて言うなら着火させる白い部分が折れたくらいです(7年くらい前だったと思います)。
ただしメーカー側の不具合だったようで着火部分について無償交換していただけました。
今はそのような不具合が起きないようにメーカー側も対処されているかと思いますので安心してお使えいただけると思いますよ。
今では、この相棒とともに登山の時には外で美味しくコーヒーを淹れています。
いきなり軽量でお値段もそれなりの登山用バーナーの購入を迷っておられるなら、本商品を入門として使ってみてはいかがでしょう。
私は未だに入門モデルを使い続けています(笑)
出典:Amazon
5位:PRIMUS(プリムス) IP-2243PA 2243バーナー
老舗プリムスの一体型バーナーの中でも、大型のバーナーヘッドを備え、ムラの無い加熱と大火力が魅力のガスコンロです。
収納サイズや重量はバックパック向きではありませんが、ツーリングや車で行くようなキャンプでは全く問題にならないでしょう。
むしろ、キャンプユースに限ればメリットばかりが目立つ、定番アイテムです。
ガス消費量:250g/h
燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)
ゴトク径:120mm
収納サイズ:10.7×10.7×5.9cm
本体重量:253g
■口コミ・レビュー
小さくまとまるタイプのバーナーは中心に火力が集中するため、アルミのコッヘルを痛めやすく、収納性とクッカーの安定性はトレードオフだったりします。これは折りたたむことはできませんがそもそも小さいため携帯性は問題なし、ゴトクも安定性ばつぐんでバーナーの火がガスコンロのように広がるためコッヘルを痛めることもありません。
出典:Amazon
6位:ソト(SOTO) アミカス コンパクトストーブ SOD-320
新富士バーナーSOTOの一体型ストーブのなかでも、このアミカスは高い防風性能がウリのコンパクトガスストーブです。
収納サイズもとても小さく、重量も軽いため登山やハイキングなどでも大活躍です。
バーナーヘッドが小さく加熱範囲が狭いため、クッカーによっては熱ムラからの焦げ付きなどが発生しやすいのが難点ですが、お湯を沸かすなどの用途では問題になる事はないでしょう。
本体重量:81g
収納時サイズ:幅4×奥行4.3×高さ7.5cm
発熱量:3.0kW(2600kcal/h) ※気温25度無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出
使用時間:約1.5時間(SOD-725T 1本使用時)、約0.7時間(SOD-710T 1本使用時) ※気温25度無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出
材質:バーナー、器具栓つまみ=ステンレス、点火スイッチ=樹脂
■口コミ・レビュー
五徳は4本欲しいのでアミカスにしました250缶と専用クッカーで収納もバッチリです。
ただ、ソトはOD缶がオールシーズン用しか無いようなので割高なのが難点ですかね。
他のメーカーの製品を使うのは何かあった場合に嫌なので使いませんが。
炊飯にはソトのミニ焚き火台に固形燃料で炊飯してガスの節約します、これでかなりのガスの節約になります。
出典:Amazon
7位:PRIMUS(プリムス) P-115 フェムトストーブ
点火装置付きで、わずか56gと本格登山にも重宝するプリムスの軽量ストーブ。
火力が抑えられ、加熱範囲も狭いため使用時の能力は限定的ですが、お湯を沸かし麺類やレトルトを調理するなどの用途には十分です。
正直、キャンプユースでここまでの軽量コンパクトさが求められる事はないかと思いますが、登山用と兼用にしたいというような方におすすめです。
ガス消費量:150g/h
燃焼時間:約90分(IP-250ガス使用時)
ゴトク径:大120mm小80mm
点火装置付きで56g(本体52g+点火装置4g)
■口コミ・レビュー
プリムス系では,オムニ〜チタンをガソリンをメインに使用してきたが、チタンでも重くかさばる。勿論、火力を考えたら、ソロでも3泊以上なこれくらいないと役不足になる。現在は、ソトのストームブレーカーをガソリンでメインに使っている。しかし、1泊2日程度のソロキャンプや日帰りのトレッキングでこれらを携行するのは、大きさ重さ共に、ちょっとつらい。そんな訳で、ここ5年くらい、P-115が気になっていたが、今回、ポイントがついたりしたので手入れてみた。驚いたのは。その大きさと重さである。本格的なガソリンストーブと比較して、燃料の汎用性や大火力は期待でき無いものの。これなら、ちょっと、ウエストバックに入れておいても苦にならない。また、メインストーブがトラブルになったときのサブとしても使える。今後は、メインのファイヤーストームと、P-115の両方を携行することになる。小さいけれで、これがあるとないとでは大違い。ビクトリノクスの多目的ナイフと同様に、持っておくべき必須うアイテムの一つになった。
出典:Amazon
8位:CAPTAIN STAG マイクロ ガスバーナー M-6352
キャプスタの本気コンパクトバーナーですが、サイズは良いのですが重量がこのタイプとしては重めです。
火力もやや抑え気味で、キャンプユースとして割り切らず、登山にも持っていきたいという方がパール金属を選ぶメリットは正直あまり無いかと思いますが、見た目・フォルムは相当洗練されていると思います。
釣りやツーリングなどのお供として、ソロキャンプ用として利用するのであれば、良い商品だと思います。
収納サイズ:(約)幅105×奥行55×高さ55mm(ケース収納時)
重量:(約)175g(コンロのみ)
素材:ゴトク・バーナートップ/ステンレス鋼、器具栓/真鍮、ケース/ポリエステル
点火方式:電圧点火方式
出力:(約)2400kcal/h
ガス消費量:(約)200g/h
適応鍋:直径20cm以下の調理用鍋・クッカー・ケトル等
■口コミ・レビュー
今回の購入目的は、自転車キャンピングに使用する為にでした。非常にコンパクト軽量、文句なしの商品だと思います。
小さすぎず、大きすぎず、火力も一定で強い、水250ccが沸騰するのに冷蔵庫で冷やしておいた天然水が5分弱で可能。
付属の保護ケースもシッカリした作りで大変に納得の仕上がりです。但し、新品価格が6000円台と高め、今回は運良くリサイクルショップの出品が有り、3000円代での購入はラッキーでした。海外製の一流ブランドと比較しても遜色無し!製造元の白光金属さんは半田こて製造の大手メーカーだけに信頼出来るところですので、購入検討されている方々には絶大にお薦めします。
出典:Amazon
シングルガスバーナー・コンロのおすすめのまとめ
シングルガスバーナー・コンロの比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
キャンプだけではなく、アウトドアを楽しもうと思うとガスシングルバーナーは一台持っておきたいところです。
是非、使い勝手が良く自分にあった、ガスストーブを見つけて相棒にしてあげてください!