スクリーンタープ・シェルターは、寒い時期の風よけとして、春から秋にかけての虫よけとして、みんなが集まる宴会場として、突然の雨の際のファニチャの避難先として活躍する万能リビングです。
特にフルクローズ・フルメッシュにできるものは、シェルターとして他のタープと一線を画す機能で、キャンプ場での快適なプライベート空間の確保を約束してくれる必須アイテムともいえます。
でも、いざスクリーンタープ・シェルターを購入しようと検討し始めると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
- スクリーンタープ・シェルターの比較方法と選び方
- 初心者向きのスクリーンタープ・シェルターの特徴
- スクリーンタープ・シェルターのおすすめランキング
- 1位:ogawa(オガワ) テント シェルター型 ネオキャビン [6人用]
- 2位:コールマン(Coleman) シェード タフスクリーンタープ 400
- 3位:スノーピーク(snow peak) メッシュシェルター
- 4位:ロゴス ナバホ ラウンドタープ
- 5位:コールマン(Coleman) スクリーンキャノピージョイントタープ3
- 6位:スノーピーク(snow peak) テント リビングシェル
- 7位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント タープ サンシェルター
- 8位:FIELDOOR スクリーンテント キャノピーポール2本付き
- 9位:山善 キャンパーズコレクション テント スクリーンハウス300
- スクリーンタープ・シェルターのおすすめのまとめ
スクリーンタープ・シェルターの比較方法と選び方
ここからは、スクリーンタープ・シェルターの比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
下記にあげた以外にも「見た目」は重要となると思います。
気に入ったフォルムのタープがあったなら、思い切って購入するというのもアリでしょう。
サイズ・大きさ
出典:楽天市場
スクリーンタープを選ぶ上でサイズ感は非常に重要です。
使用人数はもちろん、中に入れたいファニチャやクーラーボックス、手持ちのアイテムなどとマッチしていなければ、買いなおしたりお蔵入りしてしまう危険が増します。
突然の雨などで、焚き火ツールなどもシェルター内にしまいたいときもあるかもしれません。
逆に大きすぎると、区画サイトなどで苦労する事になりますので、自分のサイトスタイルを想定して、必要な大きさを決めるようにしましょう。
フルクローズ・フルオープン・メッシュ・キャノピーの有無など
出典:楽天市場
フルクローズできるかどうかで、寒さ対策や風よけとしての使い勝手は段違いとなります。
また、夏場の虫よけには、フルメッシュが風通しも良く便利ですし、フルオープンできるもの開放感も良く、入口方向を自由にできるのでサイト使いで迷いません。
キャノピーで日よけの範囲を広げられるものも夏場の使い勝手が良く、こういったスクリーンタープ・シェルターのウォール構造については、しっかりとチェックしておく必要があります。
テントとの接続
出典:楽天市場
スクリーンタープ・シェルターのなかには、テントと接続できるように、一面がトンネル構造になっているものもあります。テントとの接続がうまくできれば、ツールームのような前室としても使えるので、展開が広がり応用も効きます。
ソロやデュオで前室として使い、グループやファミリーでパーティルームとして活用するなども可能なので、検討してみると良いでしょう。
材質(幕体)
重要なのは耐水圧などの性能ですが、色によって遮光性も変わりますし、UV加工されたものなどもあります。
また、縫製やシームシールなども耐久性に影響しますので、長く使いたいのであれば、口コミなども見ておいたほうが良いでしょう。
フレーム・構造
出典:楽天市場
最もシンプルでベーシックなスクリーンタープ・シェルターは、クロスフレームをベースにしたドームタイプですが、ロッジテントのようなシェルターや、複数のクロスフレームを重ねたような大型ドームタイプなどもあります。
それぞれ、複雑なものは設営後の居住空間でメリットがあったりしますが、一人で建てるのが困難だったり、収納サイズが大きくなったりしますので、自分のキャンプスタイルにあったものを探しましょう。
収納サイズ・コンパクト性
出典:楽天市場
正直スクリーンタープ・シェルターを用いるようなキャンプスタイルでは、車を用いたものが多くなるでしょうし、多少の重量や収納サイズは目をつむるしかないとも思います。
テントやタープには、コンパクト性も求めらるものですが、スクリーンタープ・シェルターに関しては、使い勝手の方を優先したほうが良いでしょう。
初心者向きのスクリーンタープ・シェルターの特徴
出典:楽天市場
慣れないうちでも失敗しにくいのは、シンプルなクロスフレームのスクリーンタープです。
やはり、一人で建てにくかったり、フレーム数が多かったりするものは、設営後の実用面で有益なところがあったとしても、最初のうちはおすすめしません。
シンプルでコンパクトなものでも、キャンプサイト・アウトドア環境で閉ざすことのできる空間があるというのは、ありがたいものです。
コールマンのスクリーンキャノピーなど、大きな変更もなくロングセラーで愛されているアイテムを選ぶのが良いでしょう。
スクリーンタープ・シェルターのおすすめランキング
ここからは、スクリーンタープ・シェルターのおすすめアイテムについて紹介していきます。
1位:ogawa(オガワ) テント シェルター型 ネオキャビン [6人用]
小川キャンパルからは、数種類のスクリーンタープ・シェルターが販売されていますが、このネオキャビンは、価格と機能・サイズ感のバランスが最高で、テント+シェルターとし新たに購入する場合には、最適解ともいえます。
前面フルオープン・フルクローズド・フルメッシュに加え、キャノピー、ベンチレーター装備と死角がありません。
中途半端なものを購入するなら、永く使えるこちらのシェルターをおすすめします。
1位の理由はその総合力です。
素材:フライ(屋根部)/ポリエステルリップストップ150d(耐水圧1800mm)、フライ(サイド)/ポリエステル75d(耐水圧1800mm)、ポール/6061アルミ合金(直径17.5mm、14mm)
付属品:張り出しポール(170cm×2本)、張り綱(3m×6本、2m×4本)、アイアンハンマー(1丁)、スチールピン(25cm×26本)、セルフスタンディングテープ、収納袋
収納サイズ:約80×30×30cm
幕体仕様:シームシール(防水)加工、UVカット加工、テフロン(撥水)加工
テントタイプ:シェルタータイプ(広いリビングスペースを確保できる。)
■口コミ・レビュー
慣れれば1人で設営可能。だいたい30分くらいで出来ます。
最初のうちは2人で組み立てた方がスムーズですが、設営も簡単で初心者の方でも全く問題ないかと思います。※組み立てはyoutubeで確認できます。
出典:Amazon
■口コミ・レビュー
大きすぎず狭くもないサイズ感
インナーテント無しで、エアソファーを使用しましたが、広々快適でした。
日中はフルオープンにすると通気性抜群で使い勝手の良いテントです。
出典:Amazon
2位:コールマン(Coleman) シェード タフスクリーンタープ 400
オーソドックスなスタイルで、迷わず使えるベーシックアイテムです。
基本的なつくりがシンメトリーで、設営場所も悩まず様々な面で使いやすい仕様になっています。
ドームテントとの接続システムも装備しており、大きなリビングとしてツールームテントのようにも使えますし、キャノピーを前後に張り出して、パーティスペースとして活用する事も自在。
価格帯もミドルクラスで、手を出しやすいのもポイントですね。
出典:Amazon
重量:約12.5kg
耐水圧:2000mm
材質:タープ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、メインポール/アルミ合金(約直径16mm)、センターポール/アルミ合金(約直径16mm)、ジョイントフラップポール/FRP(約直径7.9mm)
仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、ジョイントフラップ、ストームガード
付属品:ペグ、ハンマー、ロープ、収納ケース
■口コミ・レビュー
ポールが3本しかなく、アシストクリップのおかげで設営は簡単です。慣れてしまえば1人でも設営できます。12月のPICA富士吉田で、夜は氷点下になる環境で使用しました。
タープ内で石油ストーブを使いましたが、ベンチレーションが効いていました。
シングルウォールのため、幕内は結露しますが、これは他のタープでも同様なのではないかと思います。
他のレビューで雨漏りがするとの意見が多数見受けられますが、雨漏りではなく結露なのではないかととも思います。3万円前半の値段で購入できることを考えると、コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。幕内にランタンを下げられるところがありませんが、自分はDODのチンアナゴペグを使用したため、特に問題になりませんでした。また、出入り口のファスナーは、入口の幕をペグダウンしないで使用するとかみますが、ペグダウンすればスムーズに開閉できました。
PICAでは、スクリーンタープ内に、スノピのアメドSのインナーテントを張って、カンガルースタイルにしました。広さはインナーテントとその横にコールマンのアウトドアキャリーを置いて、幕の半分くらいのスペースに。残りの半分の広さで、石油ストーブと机、いす2脚を置いてちょうどよい広さです。
出典:Amazon
3位:スノーピーク(snow peak) メッシュシェルター
スノーピークのテント・シェルターのなかでは、小型でシンプルなアイテムですが、逆にそのコンパクトさが扱いやすくメリットとなります。
テントとの接続、フルクローズ・フルオープンももちろん可能で、オールシーズン頼りになるでしょう。
少人数ファミリーやデュオでの活用をお考えの方におすすめです。
●キャリーバッグサイズ:77×30×31(h)cm
●対応人数:4名
■口コミ・レビュー
これで夫婦でカンガルースタイルしたいと思い購入しました。
ヒルバーグのスタイカを入れてみましたが、スタイカだと少しおおきすぎるかも。
もう少し小さめのインナーテントだと快適だとおもいます。
カンガルーせずに5人家族で別にテントを張り普通に使うには丁度いいリビングスペースでした。
設営は簡単です。10分位で設営できます (ガイロープ除く)
出典:楽天市場
4位:ロゴス ナバホ ラウンドタープ
ロゴスのNewデザインギア「ナバホ」のシェルターです。
見た目のおしゃれさが際立ちますが、サイズ感・機能と不備はなく、しっかり使えるスクリーンテントです。
少々天井が低めで、フルオープン時の開放感がネックですが、秘密基地感がお好きな方なら気に入るのではないでしょうか?
組立サイズ:(約)幅320×奥行320×高さ140cm
収納サイズ:(約)長さ54×幅18×奥行18cm
素材:
[フレーム]グラスファイバー
[フライシート]難燃性ポリエステルタフタ 耐水圧1600mm UV-CUT加工
[メッシュ]ポリエステル
■口コミ・レビュー
フレームの組立が必要ですが、簡単に立てることができます。1人では時間はかかりますが立てる事は可能です。コンパクトなので持ち運びも楽。付属のペグは頑丈ですが、ハンマーはうまく打ち込まずイマイチ。試してませんが強風の場所では不安があるので使うのら、デイキャンプオンリーかな。デザインが特徴的なのですぐに見つけられます。
出典:Amazon
5位:コールマン(Coleman) スクリーンキャノピージョイントタープ3
非常にシンプルで、わかりやすく扱いやすいスクリーンタープです。
ほぼ正方形の居住空間は、ファニチャの設置もしやすく、テントとの接続時もあれこれ悩むこともないでしょう。
ドームテントのようにクロスフレームとスリーブで設計されているので、慣れている方ならまず間違う事なく、スムーズに設営できるのもポイントです。
重量:約11.3kg
材質:タープ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
耐水圧:約1,200mm ポール/(メイン)FRP約ø12.5mm (コーナー)スチール約ø19mm (ジョイントフラップ)FRP約ø7.9mm
仕様:ジョイントフラップ、キャノピー
付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
■口コミ・レビュー
設置は大人2人で楽々でした。YouTubeの設置方法の動画があるので参考になりました。
雨の中で使用しましたが、耐水は十分でした。天井が若干湿るくらいで、雨漏りはしませんでした。台風のような大雨だと厳しいかと思います。
防水スプレーや撥水剤を事前に塗布しておけばより安心かと思います。
元々持っていたコールマンのテントにドッキングできたので、雨に濡れずにそのままテントに入ることができて快適です。
良い買い物をしました。
大人2〜3人でゆったり、4人以上だと少し狭く感じると思います。
出典:Amazon
6位:スノーピーク(snow peak) テント リビングシェル
スノーピークのスクリーンタープ・シェルターといえば、こちらのリビシェルのほうが有名ですよね。
間違いなく、高機能で誰が使っても不足を感じるところは無い、しっかりとしたシェルターなのですが、コスパの悪さが目立つので、ランキング上位からは外しました。
長く使ってもとをとるつもりならば、ぜんぜんアリなギアとなります。
●セット内容:本体/リッジポール、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)テントフレーム(×1)、ジュラピンペグ(21×26)自在付ロープ(3.5m×4、7.0m×2、2.0m×4)、シームグリップ剤、ペグケース、フレームケース、キャリーバッグ、ビルディングテープ(×3)、取扱説明書
●キャリーバッグサイズ:W80×D28×H30cm
●重量:17.5kg
●カラー:グレー×エンジ
■口コミ・レビュー
生憎の雨と寒さでしたが、このテントのお陰で快適に過ごせました。
雨が降り込むこともなく、中でストーブを使用できるので寒くもなくとても良かったです。
出典:Amazon
■口コミ・レビュー
4人家族で使用して3年ほどになりますが、強風でも他のテントと比べてグラつきがなく、非常に安定感があります。メインポールは太いですが軽量ですし、慣れれば設営が楽です。幕自体の厚さや質感はしっかりとしており、全面にメッシュがあるので風通しの調整もしやすく、さすがスノーピークというかんじです。ただ、値段があまりにも高いので-1です。他の方のレビューでポールが折れたとの記載も見ましたが、通常の設営や強風でも安定感がある分、不安感はありません。
出典:Amazon
7位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント タープ サンシェルター
こちらのシェルターは、虫よけのメッシュタープとしては使えず、風よけのシェードも2方向のみといった、かなり限定された機能のシェルターです。
機能面では、フルクローズ・フルメッシュとなるものに遠く及ばないのですが、開放的な自立タープとしては、他のスクリーンタープと一線を画す仕様となっており、屋根と必要に応じた壁があればよいという方などのニーズがあるでしょう。
実際、ワンタッチタープのおしゃれ版とも位置付けられ、そちらに近い使い勝手があります。
別売りのサイドウォールを購入すれば、一応4面クローズにすることは可能です。
サイズ:(約)236×H162cm
材質:ポリエステル(PU1、000mm)
4面に取り付け可能
耐水性1000mm
■口コミ・レビュー
防水加工を施したポリエステル製ヘキサタープよりも天井が高いので居住空間が広くなりました。
価格も手ごろですし、基本的には満足です。
残念だなと感じるのは、
好きな面を塞げるのはいいのですが、2面分しか蓋が無いこと。やはり3面分欲しいです。
ポールの連結部分の継ぎ目の段差が大きく、ポールの抜き差しで引っかかって大変です。
この2点が改善されればより便利になると思いました。
出典:Amazon
■口コミ・レビュー
大変よかったですよ^_^
ただ2箇所のサイドシートでは、風を完全に防ぐ事が出来ないので、追加で2枚再度シートを購入しました。
出典:Amazon
8位:FIELDOOR スクリーンテント キャノピーポール2本付き
低価格で扱いやすいアイテムを多数リリースするフィールドアのスクリーンテントは、タイミングによっては1万円ほどで購入できるコスパが最大の魅力です。
4面メッシュとなっており、虫よけとしてしっかり使えるのですが、サイドウォールが1面だけ(キャノピー可)なので、寒さ対策・風よけとしては、ほとんど効果が見込めません。
夏場のみのキャンプで、虫のいないリビングが欲しいという方であれば、最適解となる可能性があります。
材質 ポリエステル / スチール / グラスファイバー
重量 (約)7kg
付属品 ・スクリーンテント本体 ・キャノピーポール×2本 ・ロープ×6本 ・ペグ×10本 ・キャリーバッグ ・取扱説明書 / 保証書
■口コミ・レビュー
当初タープだけ買ったのですが、ふと夜は虫がたくさん来るのでは!?とキャンプギリギリで急きょ求めました。
買って大正解、
家族にも「パパはたたスマホばっかりやってたわけじゃないんだね」と株も上がりました。
設営は娘と2人で。広げた時には???と思いましたが、対角線上のロゴを目印にポールを挿しこみ無事に立ち上げ出来ました。撤去も簡単でした。
出典:Amazon
9位:山善 キャンパーズコレクション テント スクリーンハウス300
こちらも、低価格のアイテムを多数手がける、キャンパーズコレクションのスクリーンテントです。
フィールドアよりも若干金額があがりますが、底面積がやや広くなっています。
同様に、ほぼメッシュウォールのみとなりますので、風よけ・寒さ対策としてはほとんど機能しません。
重量:6.0kg
ゆとりの300×300cmのフロア
大勢で使いやすいスクリーンハウス
UVコーティング生地採用
耐水圧:1000mm
■口コミ・レビュー
キャンプの虫対策で購入しました。
4面メッシュで床面には、何もシートの無い地面むき出しタイプのスクリーンタープです。
設営も簡単です。
日除けシートが一面分しか無いのが残念です。
また、メッシュの半分程度しか遮れない小さなものです。
それ以外は、収納もコンパクトで満足しています。
出典:Amazon
スクリーンタープ・シェルターのおすすめのまとめ
スクリーンタープ・シェルターの比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
キャンプ・アウトドア環境で、プライベート空間を作るのにも、風よけ・虫よけ・日よけにも便利なスクリーンタープ・シェルターです。
是非、自分にあったものを見つけていただけたらと思います。