焚き火台での調理には、色々なスタイルがありますが、シンプルに調理器具をぶら下げたりする焚き火ハンガーは、その中でも見た目もおしゃれで機能的なアイテムです。
この、焚き火ハンガーのスタイリッシュで無骨な雰囲気にグッときてしまいますよね。
しかし、
と感じる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
ここでは、そんな方のために
について紹介していきます。
この投稿をInstagramで見る
焚き火ハンガーの選び方
焚き火ハンガーは、クッカーなどを吊るすのが目的で、非常にシンプルなツールです。
自作される方も多く、場合によっては現地で木材を使って作る事も可能で、販売されている焚き火ハンガーの比較は案外決めてに欠けることもあります。
ここでは、焚き火ハンガーを選ぶときのポイントを紹介いたします。
パイルタイプとブリッジタイプ
焚き火ハンガーには、パイルタイプとブリッジタイプがあります。
パイルタイプは基本的に一本の支柱を杭のように埋め込み、それにアームを取り付けアイテムをぶら下げます。
非常にシンプルで、場所もとりませんが支柱を打ち込む手間と不安定さがマイナスポイントです。
ブリッジタイプは、 ブランコのような形状で、焚き火の上に渡した鉄棒に、チェーンやS字フックなどでアイテムをぶら下げる構造です。
広く焚き火まわりを占有するのと、非常に重量があるのがマイナスポイントですが、安定感が抜群で地面が固いところでも問題なく使用できます。
固定の方法
鉄筋同士の固定方法は、各メーカーで様々です。
テコの原理で押さえたり、ねじ込みで固定したり、ブリッジタイプは頂点部分の構造が複雑なものなど様々なので、しっかりとチェックしておきましょう。
安定性が高いねじ込み固定
サイズ
パイルタイプの焚き火ハンガーでは高さを、ブリッジタイプの焚き火ハンガーでは、脚を広げるのに必要なスペースを確認しましょう。
手持ちの焚き火台・焚き火ツールとの相性が悪ければ、最悪使用できない可能性もあります。
焚き火ハンガーのおすすめランキング!
ここからは、焚き火ハンガーのおすすめアイテムを紹介していきます。
パイルタイプの焚き火ハンガー
1位:PETROMAX(ペトロマックス) ファイヤーアンカー
パイルタイプの焚き火ハンガーで、最もベーシックな形状です。
波型のアームが2本と、幅広のグリルがセットで、ほとんどのシチュエーションに対応できるでしょう。
テコの原理で、アームを支柱に固定しているので、上方向に引っかけたりして荷重がかからない状態になると、落下する事があり注意が必要です。
- 材質:スチール
- サイズ:全長103.5cm、地上高83.5cm、地中アンカー長さ20cm、アーム長さ68cm、グリル40×40×2cm
- 重量:6.7kg
■口コミ・レビュー
思ったより重たいですが、とにかくカッコ良いです。ペトロマックスを選んで良かったと思います。
出典:楽天市場
2位:37CAMP ファイヤーラック「ハンギング」
キャンプ用アイアンツールで人気の37CAMPからは、ベーシックながらネジ止め式の固定方法をとる焚き火ハンガーがリリースされています。
ベーシックな焚き火ハンガーとは違い、テコの原理ではなくネジの締め込みによる力でアームを支えているので、振動や引っかけなどで落下する危険が少ないです。
従前タイプの焚き火ハンガーの改良型といえるでしょう。
アンカーシャフト1本(直径16mm異形鉄筋 長さ400mm)
吊り下げ用アーム 1本(直径9mm 長さ400mm)ハンガーアーム 1本(直径13mm長さ250mm)
ロストルアーム 1本(直径13mm、9mm 長さ400mm ロスト部分は300mm×150mm)
収納ケース (キャンバス地:幅300mm、長さ1000mm)
■口コミ・レビュー
以前使用していたファイヤーハンガーはアームがメインシャフトに巻き付いて固定するタイプで見た目はかっこいいのですが、アームに何も吊るしていないと薪割りの振動などで勝手に落下するため使い勝手がイマイチでした。このタイプはネジで確実に留めることができるので振動で落ちることもなく気に入っています。
収納袋も付いており、車に積むときなども重宝しています。サイズにも余裕があるのであまっているポールも入れれて非常に便利です。ロストル部分もコンパクトで使い勝手良く、水平が出ておりフライパンの中身も偏らないので快適です。
出典:Amazon
3位:CAMPOOPARTSツールスタンドSET-H800-TYPE
個性的なツールをリリースするキャンプオーパーツからは、一風変わった焚き火ハンガーがリリースされています。
アイナットにアームをねじ込む事で、支柱に固定する形状で、テコの原理も利用しつつ締め込みの力で、落下しにくい構造となっています。
ただ、アームが一直線でダッチオーブンの持ち手を引っかける場合などには、滑りやすいので注意が必要です。
見た目が、鉄筋ベースの焚き火ハンガーと比べ、よりシンプルになっていますので、見た目の好みが合えば検討の価値があります。
■地面の状態により高さに違いが出ます
■口コミ・レビュー
何処でも設置したい場所へ打ち込めばOK。
壊れる要素がない。
ハンガー部分もブラック塗装されていたら100点でした。
出典:Amazon
ブリッジタイプの焚き火ハンガー
1位:尾上製作所(ONOE)マルチハンガー
シンプルで拡張性の高い焚き火ハンガーです。
ブリッジタイプの焚き火スタンドですが、パイル型として使う事もできますし、拡張パーツで焚き火スタンドとしても使えます。
無骨で尖ったスタイルが非常におしゃれです。
●収納サイズ(約):930×95×85mm
●重量(約):5.3kg
●付属部品:アングルパイル×4、ハンガー大×1、ハンガー小×2、留め具×2、Sカン×2、Rピン×3
■口コミ・レビュー
ずっしりと重く見るからに丈夫そうです。さすが尾上製作所作りもしっかりしていて使い勝手も良く考えられてると思います。別売のパーツを買うと色々な使い方も出来るようです。無骨でカッコよくそれでいてリーズナブルなマルチハンガーですね。とても満足しています。できればS字フックをもう2つほど付いていればよかったかなと思います。
出典:Amazon
2位:PETROMAX(ペトロマックス) ファイヤーブリッジ
ペトロマックスのファイヤーブリッジは、レトロ感抜群のフォルムとベーシックな機能満載です。
グリルもついているので、吊り下げ構造のないスキレットや直火の焼き肉なども可能です。
重量が16kgもあるので、運搬には注意が必要です。
センターバー長さ: 115cm
足の長さ: 113cm
グリル: 39×39cm
チェーンの最大長さ: 63.5cm
フックサイズ: 13.5cm×2、20cm×1、33cm×1、43cm×1
重量: 16kg
■口コミ・レビュー
このハンガーに一目惚れしたのですが、気をつけなきゃなのは重さと持ち運びに合う収納袋。届いて重さは記載されている想像通り。ズッシリ。届いてはじめてわかったのですが根本に高さ約11cm幅約14cmのフックするところがあります。この袋はスノーピークのポールキャリングケースTP060で、はみ出ちゃってますが運べないことはなかったです。ただ気合い入れて背負ったり、コロコロ転がすキャリーで運ばなきゃ手持ちで移動は休憩がいる重さではあります。おそらく頑丈さも収まりも考えればバックパック仕様で、軍用に近い頑丈な120cm相応のエアガンのライフルガンケースを検索すれば、収納も運搬も理想に近いかたちを叶えられそうです。付属のチェーンでぶら下げるグリル39cm×39cmは返しが約2cmありますが、灯火台をお持ちの方であれば相応の袋で運ばれてらっしゃるとおもいますので、ぴったり一緒に収納できる大きさです。商品自体はすごくいいです♪びくともしない頑丈さも、塗装もしっかりバッチリ♪トランメルフックは別売りですがダッチオープンしちゃうならあった方が便利かな♪最高のキャンプを演出してくれる縁の下の力持ちで大活躍でした♪
出典:Amazon
3位:Hilander(ハイランダー) アイアンハンガーラック
リーズナブルでコスパの高いブリッジタイプの焚き火ハンガーです。
特別な装備はありませんが、4本のS字フックで様々なアイテムをぶら下げる事ができます。
収納サイズ:約116×20cm
収納袋サイズ:約116×20cm
重量:約3.7kg(本体)、約0.4kg(フック4本)
耐荷重:約8kg
おしゃれな焚き火ハンガーの使い方のバリエーション!
焚き火ハンガーは、焚き火周りをおしゃれに演出するのはもちろん、実用面でも非常に活躍します。
ケトルや、ダッチオーブンなどのクッカーを吊るすのはもちろん、直火のBBQやスキレット調理にも便利です。
また、焚き火まわりのツールをかけておけば、すっきり片づけられるだけでなく、見た目のおしゃれ度もグッと高まります。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
焚き火ハンガーのまとめ
焚き火ハンガーの選び方やおすすめアイテム、使い方のバリエーションなどについて紹介してきました。
焚き火ハンガーは、キャンプに必須なアイテムではありませんし、重量もあり持ち込みの優先度は低いツールかもしれません。
しかし、焚き火が好きでたまらない方には、焚き火周りを充実させるのに非常に面白いツールです。
ぜひ一度検討してみてください。