ペトロマックスのノズルが落下する
熱により緩みが発生する
ペトロマックスのノズルは、しっかりと締めておいても必ず緩んできます。
異なる材質でできている以上仕方のない事です。
月食、ベランダ、ペトロマックス。昨夜の後半にマントルが煤けたけど、本日の点火の前に確認してみたらやはりノズル周りが緩んでいた。てかどんだけ緩みやすいんだよ。これは対策を考えなければならない。締め直したら、現在絶好調。
— やるき なし夫 (@zess_ektah) October 8, 2014
セラミックノズルは一度の点火で緩むことも多く、使う前のチェックを怠ると、落下して割れてしまうときもあります。
この悩みは、多くのペトロマックスユーザーが体験しているのではないでしょうか?
私も、購入初年度はセラミック製のノズルを4個も破損させてしまいました。
ステンレス製のノズルは当時は販売しておらず、対策に非常に悩みました。
★気が付くとポトリと落ちているノズル★
ノズルが落ちると炎上や破損に
使用中に落ちれば炎上しますし、そうでなくてもマントルはおしゃか。
ノズル自体もセラミック製なので粉々になったりします。
先に述べたように私は初年度に4個も破損させ5,000円以上の出費となり、ペトロマックスの継続使用をあきらめかけた事もありました。
灯油だからランニングコストが安いなんて思っていたのでかなりショック・・
原因はガスチャンバーの熱による膨張と変形
セラミックノズルは高温でも変形しにくいのですが、ガスチャンバーは真鍮製で温まると結構口が広がります。
このため、きちんと締めたノズルでもスルスルっと抜けてきてしまうんですね。
ノズルを針金で物理固定
ノズルを縛る
しばらく悩んだのですが、ある日コロンブスの卵的に「単純に物理的に固定してやろう」という考えに至りました。
当時はネットの情報も少なく、自己流で対応するしかなかったので、ペトロマックス本体に負担をかけないように、細い針金をつかう事にしました。
しかし、相当の高温になる箇所です。針金の素材はステンレスを選びました。
★10数年前にしばったままのノズル★
ミキシングチューブも針金で固定
ステンレスノズルの必要性
ペトロマックスがノーメンテで快調
ペトロマックスがノーメンテの超実用機に
手間が楽しいと不調は別
よく、手間がかかるのが良いと言っている方もいらっしゃいますが、明らかな構造上の不調は私には楽しめる手間とは感じられません。
むしろ、自分の工夫次第で問題があるものを上手に使えるようになる楽しみこそ、DIY好きや道具好きの楽しみ方と思います。
ペトロマックス関連は魂込めて書いてます(笑)。
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いろいろ検索してみたら結構やってる人多いんですね。私がナチュログで紹介したのが2010年のことですから実はさきがけだったのかも(笑)あの記事を参考にしてくれた人いたのかもしれないですね。