冬キャンプに灯油・石油ストーブが大人気となっていますが、燃料となる灯油の持ち運びや保管・購入時の入れ物として、おしゃれな石油の携行缶やポリタンクの購入を検討されている方も多いと思います。
灯油はホームセンターで打っている青や赤色のポリタンクでも問題ありませんが、おしゃれなストーブを準備されたのであれば、灯油容器もカッコいいものをと考えてしまいますよね。
でも、
と思われる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
ここでは、そんな方のために
について紹介していきます。
灯油容器の選び方・比較ポイント
ここでは、キャンプ用の灯油の持ち運びや保管に適した容器の選び方と3つのポイントを紹介していきます。
材質
最も大きな差となるのが素材です。
ポリタンクと言われるプラスチック製のものと、金属製のものに分かれます。
金属製のものは、複数枚の金属板を溶接してつくられている「ジェリカン」と呼ばれてるタイプのものが主流。
ポリタンクは、軽量でリーズナブル、扱いに気も使わないのが特徴で、金属製のものは、重工で堅牢、雰囲気抜群です。
また、金属製のものでもステンレス製のものは腐食もしにくく、永く使えるアイテムとなります。
容量
ほとんどの灯油・石油ストーブであれば一度の給油量は5L以下です。
一泊であれば5Lで足りるのが普通ですが、連泊を考えていたり、灯油の保管容器として家でも活用したいというのであれば、10L~20Lのものを検討してみても良いでしょう。
ちなみに一般的なポリ容器は、一斗缶の容量18Lを基準に作られています。
見た目
これは、最も大きな要素といえるでしょう。
見た目を気にしなければホームセンターで千円未満のポリタンクが買えますから、わざわざ購入するのであれば、気に入ったデザインのものを探す事になります。
軍用のイメージが強いタンクが多いですが、ステンレス製のものやカラフルなポリタンクなどもありますので、自分のテントサイトをイメージしてみると良いと思います。
出典:楽天市場
初心者向けの灯油タンクの特徴
冬キャンプにチャレンジし、灯油ストーブを初めて準備したというのであれば、軽量で取り回しやすいポリ製の灯油容器がおすすめです。
初めての場合には、ノズルなどの付属品もしっかりチェックしておきましょう。
灯油タンクだけではなく、給油ポンプなども適応するものを一緒に購入すると失敗しません。
灯油タンクのおすすめランキング!
ここでは、灯油タンクのおすすめアイテムを、ポリタンクと金属容器に分けて紹介していきます。
ポリタンクタイプ
ポリ製のタンクは、割とリーズナブルで軽く劣化もしにくいという、扱いやすい灯油容器です。
ガソリンを入れたりはできませんし、見た目の質感が金属製のものより劣りますが、最初に購入するならこのタイプが良いでしょう。
1位:ヒューナースドルフ Hunersdorff フューエルカンプロ
1829年創業のヒューナースドルフ社は、2003年にヨーロッパシェア第1位の燃料タンクのメーカーとなりました。
軍用を思わせる渋いデザインとカラーのポリタンクは、5L~20Lまで幅広く揃えられています。
1位の理由は、その無骨感あふれるフォルムですね。
選んでまず失敗のないアイテムです。
■口コミ・レビュー
フジカ・ハイペットのパチもんの中華激安ストーブを購入したので、それ用のケロシン運搬用に。ストーブのタンクが4.5リットルなので、ちょうど一回分です。いかにもドイツドイツな感じでかっこいいです。ホースが横っ腹に収まるのも素敵です。直径2センチくらいの小さな給油口に、付属のホースでギリギリ漏れずに給油出来て、別にチュパチュパポンプを持ち歩かなくていいです。僕のはホースの根本からは全く漏れません。ポリタンにしては高いですが、アウトドアをかっこよく決めたい向きには、絶好の商品ですね。出典:Amazon
2位:瑞穂化成工業 扁平缶
プラスチック容器メーカーの老舗、瑞穂化成工業のポリタンクです。
サイズによってはカラーバリエーションも豊富で、自分のサイトに合わせたマイタンクを実現させます。
テントやタープなどとカラーコーデを楽しめるのも魅力ですね。
出典:Amazon
■口コミ・レビュー
ホームセンターで良く売られているウォーターサーバーは大きいサイズしかなく5Lと言う容量が持ち運びも軽くて重宝しています。
色もホームセンターでは見かけないグリーンで自然の中での使用にはよく似合います。
イグルーなどのウォーターサーバーのプチ改造によく使われる金属製のコックを試しに装着してみたら蓋の窪みにシンデレラフィットして写真のような完璧なウォーターサーバーになりました♪
装着には蓋の真ん中にドリルで小穴を空けてステップドリル等で16㎜径まで広ければ装着できます。
蓋が2つ付いてるので斜めになってる方を少し解放してあげれば水の勢いも十分です。
車中泊もやるのですが持ち運び安くコックがあるウォーターサーバーになったため最高の使い心地です♪
出典:Amazon
材質:ポリエチレン(PE)
3位:タンゲ化学工業 灯油缶 軽油缶 両油 20L ミリタリーグレー
こちらもポリ容器の老舗メーカーで、湯たんぽなどでも有名なタンゲ化学工業の製品です。
左右対称の形状で、茶色っぽいからーが特徴。
消防法適合品なのも安心感があって良いですね。
■口コミ・レビュー
画像だとカーキ色のように見えたのですが、茶色でした。
少し赤みの入ったダークブラウンという感じです。好きな色合いだったので良かったです。
赤い灯油缶に比べればかなりお高いですが玄関に置いておいても目立たないので満足しています。
消防法適合品なのも安心して使えます。
出典:楽天市場
本体重量:1.35kg
素材:材質:ポリエチレン
生産国:日本
容量:20L
金属タンクタイプ・ジェリカン
金属製の石油タンクには、ガソリンを携行できるものもあり、ポリタンクよりも強度に優れています。
また、見た目の雰囲気も抜群。重厚感もあり、おしゃれ・映えで選ぶならこちらがおすすめです。
半面、重量もあり錆びも発生する可能性もあり、取り扱いはやや不便といえます。
1位:ヒューナースドルフ社 メタルフューエルカンクラシック
ポリタンクでもオススメ1位とした、ヒューナスドルフ社のジェリカンです。
No1メーカーともいえる同社の製品は信頼性も高く、見た目も軍用そのもので雰囲気抜群。
無骨なタンクをお探しであれば、真っ先におすすめにあがってくるアイテムです。
■口コミ・レビュー
スタンドに行って店の方に適合品だといえば特に問題なく給油できました。
蓋を開けるにはこつがいるので、店の方が直接いれる所は蓋を開けて渡してあげた方がいいかも。
自分はケロシンランタン、ストーブに使うので5リットルにしました。
出典:Amazon
原産国:ドイツ
2位:VALPRO(ヴァルプロ) ジェリカン
欧州VALPRO社製のNATOタイプジェリカンです。
25秒以内に全容量 ( 20L ) を注ぎ終えるという驚異的なスペックも見逃せません。
なかなかコスパが悪く手を伸ばしにくいのが難点ですが、買えば一生ものになるでしょう。
グリーンカラーが素敵ですが、レッドもかなりおしゃれです。
■口コミ・レビュー
キャンプの時にランタンと武井バーナーのために灯油を持ち運ぶ必要があったのでこちらを購入しました。
コンパクトかつ頑丈でとても満足しています。スパウトがついてくるので注入もやりやすいです。
キャンプの装備としてもカッコいいです。
出典:Amazon
3位:メルテック
カー用品大手、大自工業株式会社がリリースするブランド「メルテック」のガソリン携行缶です。
一般的なデザインのガソリン携行缶も多数販売するメルテックでは、縦型のジェリカンタイプのものも、しっかり消防法をクリアした安心アイテムです。
■口コミ・レビュー
ゴムボートで釣りに行くのに購入しました。長い目で見るとタンク内の錆が船外機の中に入ることを考えステンレス製、移動中の安定感を考え平型を購入。ホースを入れる袋も付いてるのは便利です。
敷いて言えば中央部に溶接したところがあるのですが処理が少し荒いです。是非改善していただければ星5つですね。
出典:Amazon
本体サイズ:347×280×176mm
内容:本体/キャップ/エアー調整ネジ/給油ノズル/給油口用パッキン
本体重量:約2.9kg
4位:KIKAIYA ステンレスガソリン携行缶
工具類・自動車整備機器を幅広く扱うコバヤシデンソー株式会社の商標「KIKAIYA」のステンレス携行缶です。
錆びや腐食に強いステンレスのジェリカンは、扱いを間違えなければ一生もの。
キャンプサイトによっては、このピカピカ具合が映える場合もあるでしょう。
■口コミ・レビュー
スチール製は環境のよい場所でもさびが発生し、エンジントラブルの原因になりがちでした。ステンレス製はその点心配無用。多少高価ではあるが長い目で見れば安価です。
出典:Amazon
5位:ガレージゼロ ガソリン携行缶 黒
自動車整備ケミカルのガレージゼロ(新)ヒロバ・ゼロのガソリン携行缶は、他にはあまりないマットブラックです。
こちらも、消防法をしっかりクリアした安心製品で、灯油やガソリンの保管にもおすすめです。
■口コミ・レビュー
灯油缶として使います
赤や青のポリタンクがどうしても嫌で探していたところこちらを見つけました!
緑と迷ったのですが、家には黒が合いそうだったので♪
『サンディマット』の表記通り、ツルツルではないので多少の傷も目立たなくていいかと思います。
出典:Amazon
サイズ(約):[高さ]32×[横]25.5×[奥行]36cm/本体材質(パッキン、キャップ、エア調整ネジ、ノズル除く):電気亜鉛メッキ鋼板、鋼板厚:0.8mm
灯油タンクのまとめ
キャンプに人気の灯油タンクのおすすめアイテムや初心者の選び方、比較方法などについて紹介してきました。
キャンプで灯油ストーブを使うようになれば、必ず必要となるアイテムですから、永く飽きずにつかえるものを手に入れたいですよね。
カッコよく使い勝手の良い灯油タンクを見つけてください。