ランタンをテーブルに置いたり、木やロープにぶら下げて使う方もいらっしゃいますが、汎用性の高いランタンスタンドを一本は持っておきたいところ。
立木などがない整備された区画サイトや舗装された場所でランタンを使いたいなら必須ともいえるでしょう。
特に、三脚タイプのランタンスタンドは置く場所を選ばず、地面の状態も平であればOKと最初に扱うのにピッタリ。
でも、いざ三脚タイプのランタンスタンドを購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
三脚タイプのランタンスタンドの比較方法と選び方
ここからは、三脚タイプのランタンスタンドの比較のポイントや選ぶときの基準などについて紹介していきます。
フックの数
最近のランタンスタンドはダブルフックのものが多いですが、シングルフックのものもあります。
ダブルフックの利点は、燃料式ランタンとLEDランタンを下げるといった使い方のほか、ドライネットをかけたり、蚊取り線香を吊るしたりと利用の幅が広がるところです。
逆にランタン1つのみをシンプルに下げたいという場合には、コンパクト性でも有利なシングルフックの方が良いかもしれません。
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長さ・長さ調整
ランタンスタンドの長さ(高さ)は商品によって違い、1900mm~2400mmくらいまでが主流です。ランタンに頭をぶつけたりしないようにするには、2200mmくらいの高さが欲しいところです。
軽量コンパクトタイプや安価な製品では、意外と低いものもあるので注意が必要です。
また、調整方式にはノッチ式とスクリュータイプがあります。
ノッチ式は細かい調整が苦手ですが、耐久性が高く壊れにくいのがメリット。逆にスクリュー式はどの長さでも固定する事ができますが、やや耐久性が悪くトラブルが多めです。
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フォールディング性能・軽量コンパクト性
キャンプ用品なので、軽量コンパクト性は重要です。特にツーリングキャンプや小型車でキャンプされる方には、できる限り小さくしまえて軽いものの方が扱いやすいでしょう。
使用時だけでなく、収納時のサイズも記載されているので確認しておきましょう。
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三脚の形状
三脚は、足を引っかけたり他のキャンプ用品と干渉したりと弱点となる部分です。
そんな三脚部分ですが、コールマンのランタンスタンド4のように、できるだけフラットになるように作られていて、欠点を克服しているものもあります。
できるだけ、邪魔にならない形状のものを選ぶと良いでしょう。
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初心者向きの三脚タイプのランタンスタンドの特徴
キャンプを始めたばかりの頃でも、扱いやすくおすすめできるのが三脚タイプのランタンスタンドです。また、金額的にもあまり高額なものがないのも初心者向きです。
しっかりした造りで、足もとがすっきりしたコールマンの「ランタンスタンド4」でも、5千円以下で購入できますから、最初に買うのにもおすすめです。
三脚タイプのランタンスタンドのおすすめランキング
ここからは、三脚タイプのランタンスタンドのおすすめアイテムについて紹介していきます。
1位:コールマン(Coleman) ランタンスタンド4
三脚部分がフラットになっていて、つまずきや他のファニチャーとの干渉を防げるようになった優れものです。
従来の三脚タイプのランタンスタンドの弱点をカバーしただけじゃなく、しっかりした造り、1m未満のコンパクト収納とコールマンの名に恥じないアイテムとなっています。
初めての方から、ベテランまで安心して選べるランタンスタンドです。
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収納時:約ø11×90cm
重量:約1.4kg
材質:アルミニウム、スチール、ナイロン、他
機能:スライド式高さ調節(10段階)
付属品:アルミ製ピンペグ×3本、収納ケース
■口コミ・レビュー
脚が三脚タイプと違って、べたっとほぼ水平に開きますので見た目にもぜんぜん圧迫感もなく、足を引っ掛ける心配もありませんでした。安定感もあり、風が強いときでも問題なさそうです。但し、食器ネットなど風の抵抗が大きいものをぶら下げている場合は付属のペグを打ったほうがいいと思います。
長さ調整は中央のパイプの穴にスライドさせてピン止めする構造ですが、慣れれば扱いやすいです。他のメーカーでは回転式の無段階調整のスタンドがありますが、劣化により止めが緩くなったり空回りして止まらないってことがありますが、コールマンのスタンドはカッチリ止まって耐久性もあると思います。
予想外に良かったのは足がべたっとしてるおかげで、テーブルの下に脚を滑り込ませても邪魔にならず、テーブルの中央付近までランタンを寄せることができたのでテーブル上がとても明るく楽しく食事もできて良かったです。
数あるランタンスタンドの中で、コールマンを選んで正解でした!
追伸:あえて三脚の中心部に向かって少し浮いているのは、地面の凹凸に対応する為だと思います。
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2位:キャンピングムーン パイルドライバー
キャンピングムーンのランタンスタンドは、打ち込みタイプと三脚式との両用になっています。
打ち込み可能なサイトではパイルドライバーとして、舗装面や柔らかいサイトでは3脚で使うなどの幅広い展開が可能で使う場所を選びません。
欠点としては、付属品が多くなって重くかさばる事と、やや高価な点ですが、この機能性を考えると十分買いだと思います。
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サイズ:使用時長さ115cm~246cm; 仕舞寸法115cm
台厚さ対応幅:45cm; ハンガー部: 25cm
重量:約2250g (先端重さを+0.5KG増量、約5ポンドの重さでより打ち込みやすくなりました。)
付属品:パイルドライバー・先端キャップ・三脚スタンド・キャンバスコットン生地ケースのフルセット
■口コミ・レビュー
他のブランドと悩みましたが、これにして良かったと思います。
ユージャックのダブルは値段が高く、マグナのダブルはフックが折れる口コミが多く不安でやめました。
キャンピングムーンは口コミが良く三脚スタンドも付いていたのでこれに決めました。
三脚スタンドはケースに一緒に入れられたので尚良かったです。
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3位:SVNVIOZ ランタンスタンド・ハンガー 2in1
厳密には3脚ではありませんが、ツールハンガーとしても活躍できるのが魅力のランタンスタンドです。
焚き火サイドにツールハンガーも欲しいという方におすすめで、アイデア次第で色々な使い方ができます。
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一階段のサイズ:102×93×76cm
二階段のサイズ:102×63×52cm
三階段(テーブルに使い):102×35×30cm
メインポールの直径:2.0cm
サポートポールの直径:1.6cm
本体重量:約1.3kg
収納サイズ:46×13×5cm
耐荷重:10Kg
■口コミ・レビュー
同形状のカトラリーハンガー、兼ランタンスタンドの中では少し高めの商品ですが、ポール一本一本の仕上げ具合や合わせ部分等がクオリティ高いと感じる商品でした。
低価格のものだとネジ部分が斜めだったり、切断部がバリだらけだったりと、使う前に修正でひと手間かかるものが多いですが、これはそういったことが全く不要でした。ポールは足に3本使うか、2本にするかでハイとローで使い分けられますし、ランタンスタンドに関しても同様な事ができます。
収納時はヘリノックス的なチェアと同サイズ程度、重量もアルミなので軽い部類になります(アイアンタイプと比較して)
持ち運びに関しても比較的ラクだと思います。
ただ、軽量である分、重量のあるランタンのみをぶら下げている場合などは、ややバランスが心配になるので、必要に応じてパラコード等でペグダウンすると安心かと思います。
砂や雪のフィールドであれば足をやや埋めてしまってもOKかと思います。最近は「映え」のためにキッチンハンガーを使う方が多いかと思い、それに倣う形で導入しましたが、実際に使うとモノが散らかりづらくて便利なのだと体感しました。
ランタンスタンドになることも便利で良いポイントでした。
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4位:キャプテンスタッグ アルミ スライド ランタンスタンド
三脚部分が大きく、収納サイズも大振りとメリットが少ないように感じますが、それを補ってあまるコストパフォーマンスが武器です。
キャンプ始めのお金がかかるタイミングや、普段はロープや立木を利用するという方の補助用として購入するにも良い価格帯です。
メーカーはキャプテンスタッグなので、安心感があるのも魅力です。
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製品重量:(約)1.2kg
材質:ポール、開脚バー/アルミニウム(アルマイト加工)、アーム/鉄(クロムめっき)、スタンド/鉄(エポキシ樹脂塗装)、アーム部樹脂/ナイロン、ジョイント部、ロックネジ、キャップ/ポリプロピレン、ポール差し込み部、開脚部/ABS樹脂
耐荷重:(約)2kg
スタンド対応ポール外径:(約)Φ15mmまで
■口コミ・レビュー
タープやテントを張らずに焚き火を楽しむ時に重宝します。下向きに照らすタイプのLEDランタンをぶら下げれば手元やテーブルを照らしてくれるのでとても作業がしやすいです。ただ、収納サイズが約1mありますので持ち運びには多少不便かもしれませんが、車で移動するなら特に問題はないでしょう。タープを張らない時だけ持って行けば良いと思います。
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5位:クイックキャンプ アウトドア 折りたたみ ランタンスタンド
ダブルフックで、収納サイズのコンパクトさ(70cm)が魅力のランタンスタンドです。
価格帯的にも手が出しやすく、収納サイズが気になる方におすすめ。
キャリーバッグやペグもついてくるのが好印象ですね。
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QUICKCAMP フォールディング ランタンスタンド QC-LH220
●高さ:約75-220cm(無段階調整)
●収納サイズ:約7.5×7.5×70cm
●重量:約1.5kg
●耐荷重:6kg(フック1個につき)
●主素材:アルミ/スチール
●付属品:スクリューペグ×3 キャリーバッグ付き
■口コミ・レビュー
良い買い物ができました
注文後すぐに届きました。コンパクトでかさばらず、組み立ても簡単でしっかりしています。ペグも付いていて風が強い日でも倒れず使えそうです。お安く良い物が購入できて良かったです。
出典:楽天市場
6位:バンドック ランタン スタンド コンパクト70cm収納
BUNDOKのランタンスタンドも、軽量コンパクトに収納できて扱いやすいアイテムです。
残念なのはシングルフックな事ですが、逆にシンプルなほうが好みという方もいらっしゃるでしょう。
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収納時サイズ(約)/W70xD8xH8cm
材質/アルミニウム・スチール
長さ調節(約)/750~1950mm
重 量(約)/1.5kg
付属品/ペグ3本・収納袋
伸縮式・収束式
■口コミ・レビュー
70cm収納なので、バイクのリアボックスの上に横に積んでもすり抜け等で問題ないサイズ。
組立展開も楽で、ペグはハンマーではなく手でねじ込むタイプなので手間がかからない。
5分もかからず設置できる。
夜のキャンプ場でテントの外でチェアに座って本を読んだりするのが楽しくなりました。
出典:Amazon
三脚タイプのランタンスタンドのおすすめのまとめ
三脚タイプのランタンスタンドの比較方法や選び方と口コミ・レビュー、おすすめアイテムなどについて紹介してきました。
ランタンスタンドは色々なタイプのものがありますが、一番ベーシックなものが三脚タイプです。剛性が高く、簡単には倒れない・重たいランタンも大丈夫と扱いやすいのも魅力ですよね。
ドライネットなどを吊るしておくのにも安心感があります。
ぜひ、あなたのサイトにぴったりの一本を見つけてみてください。¥