片づけるのに手間がかかったり、収納サイズがおおきかったりとデメリットがあるものの、最高の寝心地を得られる厚手のインフレータブルマット(インフレーターマット)に興味を持たれている方も多いと思います。
しかし、
と感じる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
ここでは、そんな方のために
について紹介していきます。
厚手インフレータブルマットの選び方・比較ポイント
ここでは、厚手のインフレータブルマットを選ぶための3つのポイントを紹介いたします。
インフレータブルマットは、シンプルな構造のツールで、意外と差が見えにくいのですが、下記の点をもとに比較すると違いがでてきます。
厚さ
出典:楽天市場
厚手のインフレータブルマットは、ここでは5cm~10cmのものとします。
厚さが増すほど、地面からの冷気を遮断でき、凸凹も感じなくなりますから、寝心地は良くなります。
エアーだけのマットと違い、ウレタンが入ったインフレーターマットは、厚さが10cmくらいではぶよぶよしたり、弾みすぎたりといった心配はありません。
しかし、厚みが増せば収納サイズや重量も増えますし空気を抜くのも大変です。
8cmあれば地面を背中に感じる事はほとんどありませんから、車中泊などの特殊な環境でなければ10cmは必要ないかもしれません。
材質
出典:楽天市場
内部のウレタンの厚みや形状も多少の影響はありますが、何より表面の材質が重要です。
肌ざわりの良いスウェード地や起毛などもありお好みで選ぶところですが、逆に撥水力のあるものもあり、飲み物をこぼした場合や収納時にカビ防止などにはこういった素材のものが有利です。
サイズ
出典:楽天市場
家庭用のベッドと同様に、ほとんどのインフレータブルマットにはシングルサイズがあります。
インフレータブルマットのシングル幅は65cmが標準で、ダブルサイズのものは115cmから130cmくらいです。
デュオや子連れファミキャンなどで、ダブルを検討される方もいらっしゃると思いますが、私のおすすめはシングルサイズで、必要に応じて連結させる事です。
インフレータブルマットといえども、エアーマットなので、一人に体重がシーソーのようにもう一人にも影響をあたえますから、同じ気室のダブルマットは寝心地が不安定になりがちです。
初心者向けの厚手インフレータブルマットの特徴
初めてインフレータブルマットの購入を検討されている方は、シングルサイズの8cm厚が扱いやすくおすすめです。
また、スタッフバッグが空気入れになっているタイプが、硬さ調整もしやすく便利でしょう。
寝袋を使う事を考えると、保管や手入れの簡単なポリエステル地のものを選ぶと失敗が少ないです。
厚手インフレータブルマットのおすすめランキング!
ここからは、おすすめのインフレータブルマットを紹介していきます。
1位:Bears Rock ベアーズロック キャンプ マット
コスパの良いシュラフやマットをリリースする大手ブランド「ベアーズロック」のインフレータブルマットです。
厚さは3cm、5cm、8cm、10cmとバリエーションがありますが、厚手のオススメはバランスの良い8cmです。
車中泊で、デコボコを埋める必要があるなら10cmも良いかもしれません。
収納時:(約)65cm×22cm
重量:(約)2.4kg
付属品:収納用バンド、補修キット
■口コミ・レビュー
買ってよかった。取扱説明書を見ながら、膨らませることが出来ました。
初回のためか、やはり膨らみにくかったですが、膨らませるコツなども書いてあって分かりやすかったです。
同梱されていた小冊子やおまけなど、心遣いが嬉しいですね。
試しに部屋で寝てみたら、気持ち良かったです。
8センチに膨らむのに、コンパクトにたためて便利です。
力のない女ですが、一人でも広げたり丸めたりはできました。
空気を抜くときに体重を乗せて巻いていくので、それなりにコツと力は必要ですが、私には許容範囲でした。おすすめです。出典:楽天市場
重量:(約)2.9kg
付属品:収納用バンド、補修キット
■口コミ・レビュー
初めての車中泊に挑戦するために購入しました。空気が入っていくスピードは速かったし、簡単にしまうこともできました。ヴォクシーのトランク下に2つしまうことができたので、普段から車にのせておけます。横になってみても、車のシートの段差はあまり気になりませんでした。シートの上にベットマットをひいて利用する予定です。いい買い物したと思います。
出典:楽天市場
2位:DOD(ディーオーディー) ソトネノキワミ
DODのインフレーターマット「ソトネノキワミ」は、ネーミングどおり最高級の仕様となっています。
シーツやポンプ兼用スタッフバッグが付いてきて、角のとれた丸みのある見た目は映えもばっちり。10cmの厚みで最高の寝心地を提供してくれます。
バルブが、開閉だけではなくINのみ、OUTのみもできるようになっているので、つぶすときに空気が戻らず、収納時も楽ちんです。
コスパが非常に悪いのと在庫状況が厳しく欠品気味なのがネックです。幅80cmのSサイズと115cmのMサイズがあります。
サイズ 約W80×D208×H10cm
収納サイズ 約W91×D23×H23cm
重量(付属品含む) 約4.6kg
材質 マット&枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)
中材:ポリウレタンフォーム
シーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%)
付属品 枕、補修パッチ、タイダウンベルト、キャリーバッグ、バルブキャップ
■口コミ・レビュー
素晴らしいです!キャンプで使い、その後日常使いしてますが、全くへたりません。
使い初めは膨らむのに時間がかかりましたが、空気入れ(付属の枕)で空気を送り込んだらすぐイイ感じになりました。
その後は一度たたんで広げると、あっという間に膨らむようになりました。
ふたりで寝ても、相手の寝返りの影響をほとんど受けません。
そして空気の層のおかげなのか、底冷えをシャットダウンしてくれるので、温かく眠れます。
冬キャンプ(マイナス6℃)で使用しましたが、いつもはホットカーペットがないと冷えて眠れないのが、今回は必要ありませんでした!
もちろん、地面のデコボコの影響も全くなく、本当に気持ちよく眠れました。
高い買い物でしたが、思い切って買って良かったです!
出典:Amazon
サイズ:(約)W115×D208×H10cm
収納サイズ:(約)W60×D30×H30cm
重量:(約)6.3kg
材質:マット&枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)、中材:ポリウレタンフォーム、シーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%)
付属品:枕、リペアシート、タイダウンベルト、キャリーバッグ、バルブキャップ
■口コミ・レビュー
寝ごごちは極上で、空気だけのエアマットより寝やすいです。しっかりとウレタンが支えてくれている感じがして、寝やすい。寝返りをうっても地面に当たることはなかったです。体重が分散されているのがわかります。
購入したのはMサイズで大人2人には少し窮屈ですが寝れました。
展開時間も早く、勝手に膨らんでくれるので楽です。
最後に付属の枕で空気を入れて好みの張り具合に調整できるのも非常に使い勝手がいいです。
ただ、非常に大きい。オートキャンプ利用は良いと思いますが、バイクなどは不可でしょう。
所有しているテント、インナーテントよりも大きいので初めは失敗したかなとも思いましたが、実際に横になると納得できました。
急な来客にも対応でき、前日まで寝ていたニトリで買った来客用敷布団よりも気持ちいいし痛くならないと大変喜んでいました。出典:Amazon
3位:WAQ 車中泊マット 厚手 8cm キャンピングマット
WAQの厚手インフレーターマットは非常に人気で、すぐ売り切れてしまい予約注文となるイメージです。
車中泊を想定した、192×65cmサイズでほとんどのミニバンにピッタリ2枚並べる事ができます。
マット同士の連結や、ずれ防止のすべり止め加工など、使用者のニーズを良くとらえているマットです。
2枚連結時:縦190cm 幅130cm / 収納時 : (約) 縦66cm 幅20cm
素材 表地:75Dポリエステル
裏地:75Dポリエステル 滑り止め加工
クッション材: ウレタンフォーム 特殊加工
バルブ : ABS樹脂 重量 (約)2.5kg
付属品 収納ケース × 1個 補修テープ × 2個 ゴムバンド × 2個
■口コミ・レビュー
抜群の使いやすいさ。キャンプよく行きますが、初めてインフレータブルのマット使用しました。
寝心地抜群で、ノンストレス。睡眠の質を保障してくれました。うちは4枚ひっつけて270×275テントで横幅ピッタリ。テントを広げて他の準備をしている間に寝室完成です。
最近購入したキャンプグッズで利便性間違いなくNo.1です。
出典:楽天市場
4位:テントファクトリー インフレートマット
テントファクトリーのインフレートマットは、厚さは5cmとやや控えめですが、ジッパーでしっかり連結できるのが特徴です。
他にもボタンやマジックテープで連結できるものがありますが、やはりジッパー式の安定感は抜群です。
また、コスパも高く家族やデュオで利用するのにも手ごろで、枚数をそろえたい方におすすめ。
素材/上面:ポリエステル、下面:ポリエステル(滑り止め加工)
中綿/ポリウレタンフォーム5mm
連結ジッパー/YKK
■口コミ・レビュー
インフレーターマットで5センチの厚みがある物になると6000円から10000円くらいが相場です。しかしそれよりも安く手に入れることができます。
エアバルブの接続部分が金属で出来ており耐久性もあります。(Colemanさんのはプラスチックで出来ています。)
寝心地もmontbellさんの厚さ5センチと遜色はなくとても良いです。
違いがあるところは肌触りになってくると思います。
テントファクトリーさんのはコットン素材に近い感じがします。montbellさんやColemanさんはポリエステルのカサカサした感じです。その辺は好みになると思いますので参考にしてください
出典:Amazon
5位:山善 YAMAZEN キャンパーズコレクション インフレータブルマット
ダブルサイズで驚異的なコスパをほこるインフレータブルマットです。
こちらは、エアー式のピローが一体型となっており、さらにダブルサイズなので小回りはききませんが、どーんと開いてしまえばすべて完成の簡単さが魅力です。
[材質]スエード、ポリウレタンフォーム、ポリエステル
■口コミ・レビュー
キャンプ用に購入!本日届いて早速開封して速攻でバルブ開けてみました!プシュー!っという音と共に勝手に膨らんでくれて、時々踏み踏みしながら15分位室内放置(太陽干しなどせず)してたら、空気を入れるまでも無く5cmまで勝手に膨らみました!去年までは15mm厚のヨガマットで寝てましたが、このインフレーターマットは格段に快適です!自宅の廊下と和室への敷居段差2cmの上にあえて置いて寝てみましたが、色んな態勢でゴロゴロやっても全く段差を感じません!柔すぎず、硬すぎずで絶妙な快適さです!本当は別ショップの8cm厚のカラーバリエーションが多いインフレーターマットを検討していたのですが、6月のスーパーセールでたまたま当ショップで電源リールを購入してて、たまたまレビュークーポン500円をもらったので、試しに5cm厚を買ってみましたが、このたまたまが大正解でした!8cmだともっと快適な寝心地だったのかもしれませんが、その分かさばりますからねぇ。結果5cmでも十分だったという!(笑)メーカーも山善だから品質は良いだろうし、迷ってる方には超おススメします!
出典:楽天市場
6位:FIELDOOR 枕付き 車中泊マット 10cm厚 5㎝厚
オレンジ・カーキ・ブラウン・ブラックとカラーバリエーションが豊富で、数人で使っても楽しいマットです。
コスパのわりに、何気にバルブが2重構造だったり、連結ボタンがついていたりと高機能。
カラーだけでなく、厚さも5cmも選べます。
■口コミ・レビュー
私の車中泊の睡眠環境向上に大きく貢献した商品…
今までは折り畳みのマットレス、長座布団、毛布を折り畳んだもの…と快適な睡眠を求めた結果、車内の荷物はかさばってばかりでした。
しかし、この商品を購入したことでそれらの荷物が一つのインフレータブルマットで事足りてしまったのです。
いつも助手席側はフルフラット状態のままだったのが、マットを収納することにより全席着席が可能に…!
バルブも4つあることから、自動膨張のスピードも早く、バルブをすべて開いて置いておくだけで勝手に寝心地抜群のふかふかマットへ。
お値段も某有名メーカーのマットレスと比べれば格段に安く、本当に買ってよかったと思える商品でした。
これだけ褒めておきながら★を5ではなく4とした理由は、厚手のインフレータブルマット特有の付属の袋への収納しづらさの部分です。
これはもはや宿命なので妥協点として私はあまり不満は感じませんが、きれいに空気を抜けないと袋にパンパンに詰め込む手間、そこからまた取り出す苦労があります。
購入される際はその点は妥協されるとよいでしょう。
出典:Amazon
■口コミ・レビュー
今までコットとエアマットを所有していて、インフレータブルはこれが初めて。キャンプ目的でしたがコロナ禍で、家キャンで使用したところ、寝心地が良すぎて朝までぐっすりでした。コットの上で使った時が一番快適でした。枕部分は好みがあると思いますが普段少し高めの枕を使っている私にはちょうど良かったです。エアマットに比べると収納のコンパクトさは負けますが(運べる足があるのであれば)寝心地重視でこちらに軍配ですね。値段もエアマットとさほど変わらないですし。出典:Amazon
7位:コールマン(Coleman) インフレーターマットハイピーク
極厚インフレータブルマットの台頭を静観していた、アウトドアメーカー御三家ですが、いよいよ10㎝クラスのマットがコールマンから2020年にリリース。
やはり、メーカーの信頼度が違いますし、収納ケース式ポンプ、大型2重バルブと機能面でも手落ちは全くありません。
●収納時サイズ:(シングル)約φ21×72cm
●重量:(シングル)約2.7kg
●材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
●仕様:収納ケース式ポンプ
●付属品:収納ケース
■口コミ・レビュー
シングルサイズとセミダブルサイズを購入しました。
今までコールマンのエアマットを使用していたのですがこちらに買い替えして大正解です。
軽い、空気を入れるのが簡単(エアポンプなども不要)、空気を抜いて畳むのも簡単
そして何より寝心地が素晴らしい!!
ウチのベットで休むくらいに快適で、マットの上を誰かが歩いたとしても振動がほぼなく沈みもないのでぐっすり眠れ、起きてから腰が痛くなるようなこともなかったので大変満足しております。
汚れなど気になる方はシュラフを使うにしてもボックスシーツをつけて使用すると良いかもしれません。
出典:Amazon
8位:ロゴス(LOGOS) (高密弾力)70セルフインフレートマット
御三家の一角、ロゴスもここで、70mm厚のインフレートマットを出してきました。
まさに令和2年は厚手インフレーターマットの最盛期といえるかもしれません。
ロゴスのマットは、他社製品と比較して特筆すべき点は正直少ないのですが、やはり流通力もあるブランドで品質には特に気を配っているはずですから、安心感があります。
サイズ:(約)幅65×奥行188×高さ7cm
収納サイズ:(約)直径18×高さ59cm
主素材:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
■口コミ・レビュー
今までエアマットを使用していましたが膨らます手間や破損する事が嫌になり購入しました。厚み 膨む速さは説明書に書いてある通りで問題ないものでした。買ってよかったと思います。
出典:Amazon
9位:サーマレスト モンドキング3D
あのサーマレストの極厚インフレータブルマットです。
マット界トップブランドの10cm厚マットで断熱性も高く、コのマットに憧れる方もいると思いますが、非常に高価でなかなか手が出ません。
どうしても「サーマレスト」に惹かれる方向けです。
サイズ:76×203cm
収納サイズ:79×18cm
R値:11.4 厚さ:10cm
10位:NORDISK(ノルディスク) キャンプ マット ガンダルフ
何を考えているかわからないような販売価格でコスパ最悪です。
しかし、ノルディスクのロゴとガンダルフというネーミングだけで、なんか気になってくる不思議。
ケースも非常におしゃれで、ピロー付き、表面起毛コットン、背面滑り止めシリコンプリントなどなど、贅を尽くしているのも事実で、とにかく最高品をという方におすすめです。
サイズ:195×65×10cm (Pack Size 27×70cm)、重量:3.1kg
特長:高級感のあるスリーピングマット、厚さ10cmの睡眠エリア、スクエア型で広々、高品質でしっかりしたフォーム、100%起毛コットン、頑丈な背面、背面に滑り止め用シリコンプリント、サイドに接続ボタンつき、一体型枕、スマートキャリー/コンプレッションストラップ付属
インフレータブルマットのまとめ
キャンプで人気の厚手インフレータブルマットのおすすめランキング、選び方と比較方法などを紹介してきました。
私は、ウレタンマットやエアーマットなどを何度も買いなおし、最終的にインフレータブルマットにたどり着き、やっとキャンプで快眠する事ができるようになりました。
キャンプの寝床でインフレータブルマットに勝る寝心地のものは無いとさえ思います。
是非、一度試してみてください。