キャンプで洗った食器の乾燥に、吊り下げ型のドライネットが便利です。
キャンプでは、荷物になる食器の水切りかごなどを持っていくことはあまり無いでしょうし、虫がいるので、その辺に洗った食器を置いておくのも気が進みません。
すぐに拭いてしまうというのも、長時間飲食を楽しむ事が多いキャンプでは、あまり効率的ともいえないですね。
そんな時、ドライネットが一つあると、食器の水切り・乾燥はもちろん、簡易的な食器棚にもなりとても便利です。
また、ドライネットは干物を作るのにもつかわれる道具で、これをつかった干し野菜・ドライフルーツづくりなども人気です。
でも、いざドライネットを購入しようとすると
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のためにここでは、
について紹介していきます。
ここでは、キャンプ用ドライネットのおすすめや使い方、ドライネットをつかった干し野菜の作り方などについて紹介していきます。
この投稿をInstagramで見る
ドライネットの比較方法と選び方!
ドライネットはシンプルな道具です。
一部、自立するものもありますが、基本はランタンスタンドや、テントポールなどに吊り下げて使うようにできています。
選ぶ方法・比較ポイントとしては、サイズやファスナーの形状についてチェックすると良いでしょう。
具体的には、下記の通りチェックしてみるのが良いと思います。
使用サイズ
2段~4段までのドライネットがありますが、主流は3段です。
できるだけ収容力がある方が良いのですが、段数が増えると一段あたりの高さが低くなって、大き目のボウルなどが入れにくくなることもあります。
自分の持っている食器やクッカーのサイズを確認しながら、できるだけ段数が多いものを選ぶと良いです。
出典:Amazon
収納サイズ
ドライネットは、基本的にぺしゃんこに収納されますが、面状にはそれほどコンパクトにならず、バッグやコンテナに入らなくて、車のへりに押し込んだりしてしまいがちです。
しかし、一部のドライネットではポップアップ式にコンパクトにできるものがありますので、そういったものは、バッグやコンテナにしまう事ができます。
出典:Amazon
ファスナーの形状
ここは、デザイン性を含め、各社のアイテムで差が出やすいところです。
一段づつ開けるものもあれば、全段一つのファスナーで上からしか開けれないなんてものもあります。
キャンプ用ドライネットのおすすめランキング!
ここからは、キャンプにおすすめのドライネットを紹介していきます。
1位:ロゴス スタンディングドライネット
希少な自立するドライネットです。
もちろん吊り下げても使えますが、自立するという事は日中はランタンポールに吊り下げて、日が落ちてからは、キッチンテーブルに置いてなどと使い分けができるという事です。
1位の理由はこのアドバンテージで、キャンプサイトでとても大きな差となります。
また、ややD型の全段独立したファスナーも、最高の使い勝手で、ほとんど誹がみあたりません。
サイズ:(約)36×36×60cm 収納サイズ:(約)37×37×1.5cm
空間高:[1段目](約)14.5cm [2段目](約)20.5cm [3段目](約)20cm
主素材:[生地、メッシュ]ポリエステル [フレーム]グラスファイバー
■口コミ・レビュー
自立するのが最大の特徴。なので吊り下げていても安定しているのでとても使いやすいです。
他のレビューで力がいるとかコツがいるとかありましたが、とても簡単です。注意するとすれば、ポールの継ぎ目でネットを破くことがあるかも。
あと収納袋の耐久がめちゃくちゃ弱いです。底面を補強するか違う袋にいれたほうがいいですね。少し硬めのケースにいれると移動注も安心です。他商品より高めですがじゅうぶん満足できます。
出典:Amazon
2位:キャプテンスタッグ ポップアップドライネット
おしゃれでカラフルなバリエーションが目を惹くドライネットです。
これだけでもオススメなのですが、このキャプテンスタッグのドライネットはポップアップ式になっており、収納サイズ径が、使用サイズ径の半分ほどに収まってしまいます。
ドライネットは、ぺったんこになるので荷物になる事は少ないと思いますが、径がそれなりにある道具なので、結局車の隙間に差し込むなんて運搬方法になる事が多いものです。
しかし、このタイプのドライネットなら、バッグやコンテナに入りますから、この差は結構大きいですね。
収納サイズ:(約)外径155×厚み55mm
製品重量:(約)160g
材質:本体・収納袋/ポリエステル、ファスナートップ/鉄(亜鉛メッキ)、フック/鉄(亜鉛メッキ)
■口コミ・レビュー
ほぼパーフェクト。
保存する食材や、帽子などのデリケートな洗濯物を干すのに主に自宅で使ってるけど、文句の付け所がないね。
フックがついてるからどこにでも引っ掛けられそうだし、きれいに折り畳めて収納が簡単だし、何より本体がめちゃくちゃ軽いので、本体を洗ったり扱うのがとても楽ちん。
一番のサプライズは、チャックがT字上になってて開口部が大きく開くので、物の出し入れが容易な上に、虫の侵入の心配がほとんでゼロってとこだね。ありがたいことだ。
出典:Amazon
3位:コールマン ハンギングドライネット
こちらのドライネットも、ポップアップ式でコンパクトに収納できます。
オーソドックスなグリーンカラーで、どんなサイトにも似合いますが、やや地味目な印象です。
使用時は3段で、下2段は大きめのクッカーでも大丈夫です。
ファスナーが一本式で、下からしか開けられないのがマイナスポイントです。
サイズ: 約径38×76cm
重量: 約290g
■口コミ・レビュー
食器を乾かしたり、小物を入れて置いたりと色々使えて便利です。
この前のキャンプではワイヤレススピーカーを入れて音楽を聴いてました。クルクルと丸めて、かなり小さくなる仕様なので、しまう時にちょっとしたコツが必要で、慣れないとなかなかしまえないかもしれません。
出典:Amazon
4位:自立式ドライネット キャンプ
メーカーが不明で、耐久力に不安が残りますが、自立・吊り下げと使分けができ、大きさも文句なしです。
少し組み立てが面倒くさそうですが、一回のキャンプで何度も組み立てたりしないので、問題はなさそうです。
重量が1kg近いのがマイナスポイントですね。
重量:約930g
収納袋付属
■口コミ・レビュー
キャンプ仲間が使っていました。マネするのは嫌でしたが、自立するタイプは他に見つけられず購入。飲み食いを楽しんだあとの片付けは億劫ですが、劇的に楽になります。
まず洗い場に持って行けて、直置き出来る。鍋でも箸でも、洗ったものから即ネットへ。拭き取りなど不要で、ほっとけば乾く。もう手放せません。
出典:Amazon
5位:コモライフ おうちで干し野菜ネット
もともと、干し野菜用のドライネットですが、アウトドアでの使用や食器の乾燥にも推奨されています。
収納性は良くありませんが、「いかにも」なアウトドアデザインと一線を画すデザインがおしゃれで華やかです。
非常に安価でコスパが良いところも魅力ですが、吊り下げ部分の輪がネットに直接つけられているので、耐久力が心配です。
収納時:約直径25*高さ3cm
個装サイズ:27.5*26.0*3.0cm
個装重量120g
耐荷重:約1kg
■口コミ・レビュー
見た目がかわいいです、一段毎にファスナーがあるところも気に入ってます。使わないときはコンパクトに折り畳めます。
出典:Amazon
6位:MAGNA キャンプ用 ハンギングドライネット 4段
角形のドライネットは、円形のものよりも収容力が高く、さらに4段構造になっています。
更に、D型ファスナーで独立して各段の出し入れが可能ですから、使用時の機能はとても高いです。
収納時のサイズが大きめなのがマイナスポイントですが、カラーリングが気に入れば検討したいアイテムです。
サイズ:展開:39cm*39cm*100cm 折りたたみ:43cm*42cm*2.5cm
重量:800g
■口コミ・レビュー
黒を基調にして赤のラインで引き締まった印象。容量も思ってたよりも大きいので色々干せるので凄く便利です。網も丈夫そうです。出典:Amazon
7位:roomnhome(ルームアンドホーム) M+ ドライネット 4段
かわいらしいロゴとカラー、そして円形ですが4段という使い勝手の良いドライネットです。
ファスナーが使いにくく、収納サイズもマイナスポイントですが、コスパも良くおしゃれなドライネットなので、ひとまず手に入れたいというなら選択肢にあがるアイテムです。
素材・材質:ステンレス、ポリエステル、鉄材
■口コミ・レビュー
キャンプ場に行ってもコールマンのグリーン色か、
ホームセンターのブルーのものしか見かけません。
誰も持ってないので良かったです。
使い勝手も問題なし。
出典:Amazon
ドライネットの使い方や活用方法
ここからは、ドライネットの一般的なキャンプでの使い方や干し野菜・ドライフルーツの作り方について紹介していきます。
キャンプでの使い方
ドライネットは、基本的に吊り下げて使用します。
自立するものもありますが、場所をとるので日中はランタンポールや、テントロープにカラビナなどで吊り下げると良いでしょう。
洗い場に持っていくと、吊り下げ場所に困り汚してしまいがちですから、洗い物はバケツやコンテナでもっていって、洗った食器をサイトに持ち帰って、ドライネットに入れるという使い方になります。
上段には、水切れがわるい小物を入れ、下段に大きなクッカーやボウルなどを入れると、乾燥が早くなります。
また、虫はもちろん、落ち葉や焚火の灰などの付着も防げますので、乾燥後もそのまま食器棚として使うのもおすすめです。
この投稿をInstagramで見る
干し野菜・ドライフルーツの作り方
ドライネットを使った干し野菜やドライフルーツづくりは結構一般的なものです。
ドライネット買ったからドライフルーツとか干し芋とかいろいろやってみてる☺️ pic.twitter.com/CVLDosafWT
— 高山まりこ@ZIPANG (@takayamamariko) April 22, 2020
干し野菜をドライネットで作るときには、出し入れや野菜汁の付着を防ぐためにも、ザルなどを使ったほうが良いです。
出来るだけ均等に薄切り(5mmほど)にした野菜をザルに入れて、ドライネットに入れておくだけで、干し野菜は作る事ができます。
ドライネットに入れる前にしっかりと水気を切り、表面はキッチンペーパーなどで拭いておくのがコツです。
基本的に水分が少ない野菜が干し野菜に適していますので、大根、ピーマン、人参、カボチャ、キノコ類などがチャレンジしやすいでしょう。
そのまま料理に使うなら「半日干し」、長期保存し使うときに水に戻すのであれば数日干せばおいしい干し野菜ができます。
キャンプ用ドライネットのまとめ!
キャンプ用ドライネットのおすすめや使い方、ドライネットをつかった干し野菜の作り方などについて紹介してきました。
キャンプ場では、洗い物の乾燥、食器棚と便利に使え、干し野菜づくりにも挑戦できるアイテムです。
高価なものもありますが、数千円のものもありますので、まずはお手頃なもので試してみるのも良いかと思います。