スノーシューと歩くスキー
いままで紹介してきたように、札幌市内の主だった公園では、
スノーシューと歩くスキーの両方をレンタルしているところが多数あります。
では、歩くスキーとスノーシューをどうすみわけすれば良いのでしょう?
歩くスキーは苦行の記憶?
私の私見ですが、札幌市民にとって「スキー」はおよそゲレンデで滑るもので
歩くスキーは小学校や中学校で教師に引率されて、普通のスキーでグランドや
ゴルフ場などを一生懸命進んだ記憶と重なる人が多いのではないでしょうか?
特に、私たちのような昭和世代には歩くスキーはなんだかあか抜けない
遊びのような印象が強いです。
もちろんクロスカントリースキーを否定するつもりは毛頭ありません。
非常にストイックで高度なスポーツだと認識してます。
「かんじき」は知らない世代
「かんじき」を知らず、「普通のスキーでむりやり歩かされた」我々40~50代であれば、
「スノーシュー」がことさら冬のスポーツとしてスタイリッシュに感じるのでは
ないでしょうか?
要するに、スキーを履くならリフトやゴンドラに乗りたい。新しいアクティビティの
ような「気がする」スノーシューにちょっと惹かれるというのが本音のところ。
むしろ、長靴ミニスキーが借りれればやりたいかも。
楽しさはそれぞれあり
では、実際の楽しさはどうでしょう?
札幌市内の公園で楽しめる歩くスキーは、割と整備されたコースをまわれるように
なってます。ときにスピードにのって移動できる歩くスキーは爽快感もありさしずめ
夏場のサイクリングのようです。
対してスノーシューはまさに散策。方向転換も簡単だし、友人たちとじゃれながら
進むもよし。写真を撮りながらも気になったものを手に取りに近づいても良しと
「歩き」ならではの自在さが売りです。
自分で書いててなんですが、「自転車」と「徒歩」とは良い表現かもしれません。
自転車は爽快感もスピード感もあり楽しい反面、移動に制限がかかり簡単に脇道に
それる事もときには難しいです。
スノーシューと歩くスキーのまとめ
結論を書くと、冬の公園で小さな発見をしたい、ゆっくりおしゃべりしながら
散策したいのなら間違いなくスノーシューです。
より、スポーティに雪上の移動を楽しみたいなら歩くスキーですかね?
私はスキーはゲレンデで楽しむこととして、木の芽や雪の陰にうもれた
何かを見つけるのが楽しいので、この時期はスノーシューを楽しむことにしてます。